６羽 ページ7
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「お前、エースになるなんて言うからにはちゃんと上手くなってんだろうな？ちんたらしてたらまた3年間棒に降るぞ」
「っ、なんだと！？」
日向の宣言に食って掛かった影山。その発言に日向は怒りに顔を染めて、影山を睨みつけた。
「ちょっと、先輩の前だよ。」
「どうしてそういうことを言うんだ、影山。」
Aと貫禄のある男が、今にも喧嘩が始まりそうな2人の仲裁に入る。
「友達いなさそうだなぁ、影山。」
「もう喧嘩？早くない？」
そんな2人姿を見て、坊主と灰色の髪の男はしみじみと呟いた。先輩3人の前だという事も忘れ完全に頭に血が上っているのか、日向は止まることなく続ける。
「俺だって精一杯……ッでも、今までの全部、無駄だったみたいに言うな！！」
「……お前らさー、もう敵同士じゃないって分かってる？」
貫禄のある男は先程までの優しい雰囲気を一変さ、妙な恐怖を感じるオーラをかもし出す。それに気づいたAは肩をぴくりと揺らした。
「仲間だって自覚しなさいね。バレーボールは繋いでナンボ。大事なのは連携、」
「勝負しろよ、俺と！」
張り付けた笑顔でいう男だったが、日向に言葉を被せられ、その笑顔に徐々に裏が見えるようになる。そんなこともお構いなしに睨み会う日向と影山。
「ぅオイ！大地さんの話の途中だろうが！！」
坊主の男こと田中が、貫禄ある男こと澤村のその笑顔の驚異に気付き、日向と影山に声をかける。ただヒートアップしている2人にはその声も届かない。Aも少し面白くなってしまって、一歩前に出て声をかけた。
「1対1でどうやって勝負するんだ？」
「1対1でどうやって勝負する気なの？」
田中の言葉を無視して、影山とAまでもが話に乗る。
「聞けやゴルァ！！っつーかなんで白石ちゃんまでのってんの！？」
「名前で構いませんよ。……やらせてあげてください、勝負。」
静かににやりとAは笑った。そんなAに田中は顔を赤くして大げさなくらいの反応を見せて、ぅーと小さなうなり声をあげていた。
1年生が入部も完了していない段階だと言うのに先輩の言葉を無視してアツくなっている。そんないような場に、新たな人物があわられた。
「騒がしいなバレー部。まさかケンカじゃないだろうね？」
「ゲッ、教頭っ！」
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刹那(プロフ) - 疑問なのですが５羽の端麗ナ容姿は誤字では無いですか？ (2020年5月15日 15時) (
レス) id: 9ed63526ef (このIDを非表示/違反報告)
赤兎リエ輔(プロフ) - 由華理さん» 本当ですか！ありがとうございます！！ご期待に添えられるように頑張ります！ あっ、ほんとですね…(゜Д゜) み、見なかったことに((( すみません！今から直したら全話直さないといけないので、目をつぶってください…！ (2016年9月30日 19時) (レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
由華理 - 質問なのですが、１７羽が二つあるのはなぜてすか？ (2016年9月29日 21時) (レス) id: 06d67bc150 (このIDを非表示/違反報告)
由華理 - いつも作品見ています！これからも更新頑張ってください！ (2016年9月29日 21時) (レス) id: 06d67bc150 (このIDを非表示/違反報告)
赤兎リエ輔(プロフ) - 七瀬 蒼さん» ご指摘ありがとうございます！直してきます:(゜ω゜): 面白いですか！？よかったです･･･！応援ありがとうございます！ご期待に沿えるよう頑張ります！ (元 花宮幸ヤです！) (2016年8月13日 15時) (レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎リエ輔 x他2人 | 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2015年5月9日 16時
