４羽 ページ5
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体育館に入ってきた3人の男。真っ黒なジャージに身を包んでいる事から、恐らくバレー部の先輩であろうと予想がつく。
「ちわス！」
「オス！」
影山が挨拶すると、その男達も挨拶を返す。それから「影山だな？よく来たなあ！」と笑顔で話しかけた。
「おお、去年より育ってる。」
「1年坊に3年の威厳をガッといったって下さい！！」
灰色髪の優しそうな男、坊主の怖そうな男がそう言った。坊主の男が3年といったところをみると、坊主以外の2人は3年生らしい。
「(身長は影山の方がちょっと高い……けど……なんかでかいな高校生！)」
日向が内心でそんなことを思っていると、後ろから肩をちょんちょんと叩かれる。振り返った日向に、少し笑ってAが声をかけた。
「日向、私たち忘れられてるよ。挨拶しよう。」
そのAの言葉に、日向は「おう！」と歯を見せて笑う。そして2人揃って横に並ぶと、Aが小さく「せーの。」と声をかけ、2人同時に言った。
「ちわス！」
「こんにちは。」
「あ？……って、女子！？しかも結構な美人っ！」
坊主の男が2人を睨んだのも一瞬で、Aを見るなり頬を赤くして妙な体制をとった。そんな男と別に、3年の男が日向を見て目を見開く。
「しかもお前、チビの1番っ！」
「えっ？……あーっ！」
随分と驚いた様子の男達に、日向はきょとんとした表情を見せた。何故自分がこんなに驚かれているのだろうと顔に書いてある。「じゃあこのもう一枚の入部届けの『日向』ってお前か！」と貫禄のある男は叫んだあと、ふとAに視線をやった。
「あれ、君は……？入部届けにマネ希望はいなかったはずだけど……。」
「バレー部が見つからなかったので体育館で入部届けもらおうと思いまして。」
「なるほど、そうかそうか。いやー、女子マネージャーかぁ！清水も喜ぶな！」
笑顔でそういう貫禄のある男。坊主の男も「これで女子マネが二人……。」とものすごく嬉しそうな、今にも昇天しそうな顔で呟いていた。
そんな2人と違い、灰色の髪の男が眉をひそめてじっとAを見つめる。
「……君、名前は？」
「え……？白石A、です……。」
訝しげに答えたAに「やっぱりだ！」と男は目を見開く。それに続いて他2人も「白石って……あれか！」と何かを思い出して声を上げた。
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刹那(プロフ) - 疑問なのですが５羽の端麗ナ容姿は誤字では無いですか？ (2020年5月15日 15時) (
レス) id: 9ed63526ef (このIDを非表示/違反報告)
赤兎リエ輔(プロフ) - 由華理さん» 本当ですか！ありがとうございます！！ご期待に添えられるように頑張ります！ あっ、ほんとですね…(゜Д゜) み、見なかったことに((( すみません！今から直したら全話直さないといけないので、目をつぶってください…！ (2016年9月30日 19時) (レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
由華理 - 質問なのですが、１７羽が二つあるのはなぜてすか？ (2016年9月29日 21時) (レス) id: 06d67bc150 (このIDを非表示/違反報告)
由華理 - いつも作品見ています！これからも更新頑張ってください！ (2016年9月29日 21時) (レス) id: 06d67bc150 (このIDを非表示/違反報告)
赤兎リエ輔(プロフ) - 七瀬 蒼さん» ご指摘ありがとうございます！直してきます:(゜ω゜): 面白いですか！？よかったです･･･！応援ありがとうございます！ご期待に沿えるよう頑張ります！ (元 花宮幸ヤです！) (2016年8月13日 15時) (レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎リエ輔 x他2人 | 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2015年5月9日 16時
