グレイ・フルバスターの姉は出航直後のエースと会いました (ページ8)

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7話ページ8

エース「あ～船も買わなきゃなんねぇ」

A「船なら私が買うよ」

「「はっ！？」」

デュース「そんなお金あんのか？」

A「うん」

こっちに来る時評議員から貰ったし

たんまりあるから←

A「もちろん。スってきたから」

エース「お姫様がすることじゃねぇだろ」

A「いーの！それよりもご飯食べよ」

エース「メシ！！」

デュース「そうだな、船はあとからゆっくり見ればいいし」

まずやることが決まった私たちはご飯屋に行くことになった

ご飯屋に着くなりエースは全メニュー注文するし

デュースなんかこんなに食えんのか？って目でエースを見てたよ

私はナツが大食いで慣れてるからなんとも思わないけど←

........視線が痛い

周りからの視線がちょー痛い

それはまぁ私がドレスだからなわけで

デュース「めっちゃ注目されてるぞ」

A「知ってるよ～こういうのは無視」

デュースに言わたけど無視、これが1番。

店員「お待たせしました」

カタッ

テーブルに置かれていく料理は量が多くて置ききれないようにも思えてきた

けどギリギリで置けた感じ

それを次々と平らげてくエース

A「........凄いスピードだね」

デュース「だな」

それに比べて私たちは普通にゆっくりと食べている

私は次の料理に手をつけようとしたら

ガタンッ

テーブルが揺れて何？って思ってエースを見たら

A「.......は？」

エースが料理の上に伏していた

デュース「エ、エース？」

デュースが呼びかけても反応しない

え？え？もしかして死んじゃった？

そう思った次の瞬間

エース「くがっ...あ、寝てた」

「「寝てた！？」」

デュースと同時に叫んでエースを見る

A「い、生きてるならよかった」

エース「いやー、癖でついつい寝ちまうんだよ」

随分独特な癖ですね！？

デュース「さっさと食っちまおう、A。まだ金に余裕はあるか？」

A「全然あるよ」

デュース「悪いんだが宿を取ってもらえるか？」

A「あ～別にいいよ」

で、デュースとどこの宿を取るか話してたらテーブルのお皿は何も無くなっていた

A「会計行ってくるね」

カタンッ

椅子を引いて立ち上がって会計して宿に行く

A「2部屋とれる？」

店員「あぁ、ここの突き当たりにあるエレベーターをつかって上に行ってくれ」

渡された鍵、場所は3階のようだった

デュース「何から何まで悪いな」

A「気にしなくていーのよ」