グレイ・フルバスターの姉は出航直後のエースと会いました (ページ34)

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31話ページ34

エースと医務室を出る

まず、挫いた足首を治したいからトイレに行きたいとか言うか

A「エース、ちょっとお手洗い行ってくるね」

エース「おー、待ってるからな」

それを聞いたら駆け込んでドアに鍵をかける

靴下を脱いで見てみると紫色に変色していた

A「うわぁ、これは痛いよ」

治癒魔法で治せば綺麗にアザとかも消えて元通り

ドアの鍵を開け個室を出て

ま、トイレって事だから手を洗って出る

A「お待たせ」

エース「うし、行くか」

そしてまた食堂を目指して歩き出す

歩いてる途中なんでエースがご飯を食べないか気になって聞いてみると

エース「........俺のプライドが許さねぇ。俺たちは海賊、本来白ひげと戦った時に死んでても文句も言えねぇ」

A「うん、そうだね」

エース「だけどアイツ(白ひげ)は俺に息子になれ、そう言った。」

A「あれは驚いたよね」

エース「情けをかけられたみたいだった、息子になれ。それで助けられたみたいで嫌だった。」

A「ん～、エースがそうしたいならいいんじゃない？でも、【くい】のないように生きなよ」

エース「！！その言葉.....どこで..........」

あ、やべっ

口が滑った

A「いつか分かるよ、必ず教える。あ、食堂に到着」

エース「......おう」

ふぅぅうう

あっぶね～～

ここでバレたらやばかった

ギィィイイ

中は誰もいない

まぁサッチ辺りはいると思うけど

A「おーいサッチ～」

サッチ「ん？あぁ、Aか、どうした？」

A「厨房借りれる？」

サッチ「厨房？別にいいが、なんでだ？」

A「エースが食わないから私が作るんだ」

サッチ「あ～........OK」

サッチは厨房から出ていき食堂は私とエースだけ

A「そこに座っててね」

エース「わかった」

さっさと厨房に入って冷蔵庫の中身を確認すると.......

適当に肉の丸焼きとかスパゲティとか作ればいっか

それはもちろん魔法を使って焼いたりするわけで

～10分後～

A「かんせーい！」

目の前にはたくさんのお皿

どれも大盛りで作ってある

エースの胃袋はブラックホールだからね

コトッコトッコトッ

次々エースの前に置いてけば目を輝かせて

エース「頂きます！」

吸い込まれるようにして消えてった

美味しそうに食べるエースを見てると

＿＿＿あぁ、着々と近づいてきてるのか

それを考えてしまう