グレイ・フルバスターの姉は出航直後のエースと会いました (ページ14)

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12話ページ14

今目の前では激しい戦いが繰り広げられている

A「ねぇデュース、なんでこうなったんだっけ」

デュース「計画性のないエースに任せたからだ」

A「そうだよね」

「「はぁぁぁぁ」」

私たち2人はため息をつく、いやいきなり行くとは思わなかったさ

ま・さ・か・

七武海のジンベイと戦うとか

白ひげ目的のはずなのに、既に大きい壁が立ちはだかってるし

スカル「おいおいもう戦い始めて5日目ですぜい？！」

A「あとは体力勝負だよ」

スカル「止めないんですかい！？」

デュース「スカル、お前はエースの覚悟を踏みにじりたいのか？」

スカル「ッ！！」

デュース「エースは覚悟をきめた、それで今この場があるんだ」

ミハール「そうですよ、私たちは見てるだけです。でも、もし船長が連れてかれそうになったらそこで私たちの出番です」

スカル「ミハール.....先生」

ジンベイ「ハァハァ」

エース「ハァハァ」

立ってるのもやっとな2人、そして私たちの前に現れたのは

「あ..........！」

「白ひげ海賊団........！」

「おれはひとりで構わねェ」

ダンッ＿＿＿

その言葉が聞こえたと同時に得物の薙刀を握り、船縁(ふなべり)を叩く。

ビリッ

という衝撃が空気を破った

握っていた薙刀の長さは、ゆうに二〇尺はあろうか

そして白ひげ、エドワード・ニューゲートは上背もそれに匹敵した

【海の王者の、威風】

それがあった

これが、この人が未来を変えなければならない1人......

ドサッドサドサッ

A「！みんな！？」

デュース「うご.....けねぇ」

スペード海賊団のみんなは圧倒された。

金縛りにあったように動かない

気力を折られてしまい膝をついてしまった

その瞬間

ひと振り

そのひと振りで出てきた斬撃ごときが畳みかけるようにスペード海賊団を襲った

A「チッここではバレたくなかったが.....」

【換装金剛の鎧】

キュィィィン

金剛の鎧で防ぐ

が、さすが四皇、一撃がとても重い

だから女の私には少し強すぎた

ズサッ

少し押されついには吹き飛ばされる

ドゴォン

A「かはっ.....」

エース「A！！」

デュース「A.....！！」

運良く私が防いだおかげでみんなに被害はない

が、悲鳴の代わりに聞こえてきたのは私の名前

エース「出てこい.......！おれは白ひげの首を取りにきたんだよォ！」

エースが満身創痍の体で吠える

が、白ひげはそれを無視し＿＿＿