ハンターになりたい女の子！

12話 ページ14

レオリオ「要は、敵討ちだろー？だったらわざわざハンターにならなくたって出来るじゃねーか」






クラピカ「この世で最も愚かな質問の一つだな・・・レオリオ」






レオリオ「ッ・・・レオリオさんだ！」






クラピカ「ハンターでなければ入れない場所、聞けない情報、出来ない行動というのが君の脳みそに入りきらないくらいあるんだよ」






レオリオ「うぎー！！！」






ゴン「ねぇ！レオリオさんはなんでハンターになりたいの？」






レオリオ「俺か？・・・俺の目的はずばり・・・金さ！金さえあれば何でも手に入るからなー！・・・でかい家！良い車！高い酒！」






クラピカ「品性は金で買えないんだよ、レオリオ」






レオリオ「ック・・・3度目だぜ・・・表へ出な・・・その薄汚いクルタ族の血ってやつを絶やしてやる」






クラピカ「ッ・・・取り消せ！レオリオ！」






レオリオ「レオリオさんだ・・・」






クラピカ「くっ・・・」






船長「おい！お前ら！まだ俺の話は終わってねーぞ！」






『放っておこうよ』






船長「なに？」






ゴン「昔、ミトさんもそう言ってた！その人を知りたかったらその人がなんで怒っているのか知る努力をしなさいって！」






『今2人が怒っていることは2人にとっては大事なことだと思うしね』






ゴン「そうそう！だから放っておいた方がいいと思うんだ」

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