二十三話『俺は…』番人side ページ25
ル「A!」
………
『ゼウス、サタン、俺の最初の親友をもう一度蘇らせてくれ。』
ゼ「ならどこかの祠に行け。」
俺はAを姫抱きして歩き出す。
サ「なあお嬢。あんたまさか、」
『そのまさかだよ。俺のソウルと引き換えにAを連れ戻す。俺は必要ない人間だった。
モンスターになって…みんなと出会えて俺は変わった。
次は俺の番だ。Aを連れ戻す。辛かった時の記憶と俺に会った記憶、それは、Aから消してくれ。』
ゼ「青空!そんなことをしたらお前は!」
サ「今回ばっかしは、ゼウスに賛成するぜ。」
『俺はどうでもいい!Aが何処かで生きてくれてるんならどうだっていいんだ!俺と笑ってくれた人だ!俺達を助けてくれたんだ!なら…助けさせてよ…』
ゼ「止めろ!青空!」
『revival song』
そう言って俺はいかないでを歌う。
意識は暗転して最後に見えたのは、
うっすら瞳を開けたAだった。
ゼ「青空!」
サ「お嬢!」
ゼウス、サタンごめん。こんな我儘言って。
俺は、本当にどうでもよかったんだ。
足先からどんどん塵になるのがわかる。
サンズ、パピルス。ごめんね。こんな俺がねぇちゃんで今まで
『たくさんの愛を…ありがとう…』
俺は消えてしまうけど。忘れないでくれよサンズ、パピルス、みん…な…
そう思いながら、俺の意識は暗闇の中に堕ちていった。
もう、戻ることはないだろう
二十四話『俺の秘密』番人side→←二十二話[タノシイネ!]霧雨煙雨
2人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
海守青空別垢 - 家族の誕生日試してみなー (2018年8月22日 9時) (レス) id: b3f5a03222 (このIDを非表示/違反報告)
海守青空別垢 - おけーだーどーぶだよ (2018年8月22日 9時) (レス) id: b3f5a03222 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨煙雨 - ごめん青空っち!(つд;*) (2018年8月21日 23時) (レス) id: 66b771d37a (このIDを非表示/違反報告)
海守青空別垢 - 『よくあそこで吐かなかった自分を褒めたい。』パピルスのスパゲッティで舌の感覚麻痺してるからねー汗 (2018年8月18日 20時) (レス) id: b3f5a03222 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨煙雨 - そこは食べようよ【自主規制】。 (2018年8月18日 13時) (レス) id: 66b771d37a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:霧雨煙雨&海守青空 | 作成日時:2018年7月15日 23時