優等生と劣等生。【プロセカ】 (ページ26)

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24話　お揃いページ26

『こうして二人で話すのって何気に初めてだよね』

絵名「たしかにそうかも、そういえばまふゆが学校にいるときってどんな感じなの？」

『んー、いつも笑顔で親切で…みたいな？』

絵名「うわ、ホントに私たちといるときと全然違う」

『でもまふゆといると落ち着くんだ

……正反対なのに、なんでだろう』

絵名「A…？」

『…っいや、なんでもない！』

絵名「そう？ならいいけど…
それにしてもA、会ったばかりのときと比べたら少し印象変わったよね」

『それ奏にも言われた、そんなに変わった？』

絵名「変わってるよ、前は冗談なんて言わなかったし
それによく笑うようになったと思うよ」

笑うようになった、か

そんなふうに思われてたなんて想像もしてなかった

『そう言ってもらえて嬉しい
絵名って意外と周りのこと見てるよねー』

絵名「最後の一言は余計なんですけど」

やっぱり絵名をイジるのは面白い、瑞希がちょっかいかけたくなるのも分かるかも

瑞希「あっ、いた！絵名、A、ちょっとこっちに来てー！」

お、噂をすれば、何か面白いものでも見つけたのかな？

瑞希「このストラップ可愛くない！？
五人でお揃いにしたいんだ！」

瑞希が見せたのは、それぞれ色の違うイルカのストラップだった

みんな賛成していたし、綺麗だったから私も欲しいと思い買うことにした

外はもうすっかり夕方になっていた

楽しかったけど、けっこう疲れたなぁ

絵名「そうだ、せっかく来たんだし写真撮ろうよ」

瑞希「いいね、撮ろう！三人ともいい？」

まふゆ「うん」

奏「大丈夫だよ」

『私も』

絵名「それじゃあ撮るから、こっちに寄って」

そう言うと絵名は画面をこちらに向け、慣れた手付きで五人の集合写真を撮った

絵名「撮った写真はあとで送るね」

瑞希「ありがとっ、絵名！」

今日一日充実した時間だった、またみんなで過ごせたらいいな

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〜誰もいないセカイ〜ミクSide

水族館、きれいだった

…まふゆ、帰り際に表情が少し柔らかくなってた気がする

ミク「…あれ？」

何かキラキラしたものが落ちてる

ミク「これ、なんだろう…？」