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チーフ「悪い、これから有酸素の機械点検業者に頼んでてさ、23時くらいに業者さん来るんだよ。で、龍友あと、ダンベルやったら終わりみたいで腰のマッサージ頼んでいい？」
「わ、わかり…ました」
震える身体をどうにかしなくてはと
必死に深呼吸を繰り返す。
「ダンベル終わりましたら声かけてください」
龍「…さっきからなんか震えてますけど体調悪いんですか？」
「…だ、大丈夫です。」
龍「えっ！？なんで泣くん？」
だってだって。いつも愛想のない数原さんが
心配して来たのが驚いて…。
「本当大丈夫です。マッサージで使うバスタオル用意してきます」
そう言って走ってその場を離れる。
龍「どこ行ったんやろ…。
僕もうダンベル終わってしもうたで。
バスタオルってそんな遠いん？」
どこやろうか〜。と思いながらも、
トイレやプロテインを作るときに使ってるキッチン
自動販売機の前とかも全部見に行ったがいなかった。
「…や、やめ…て」
龍「…ん？」
微かに聞こえた彼女の声。
男子のシャワールーム。
大学生「声出すなよ」
そっと扉の隙間から覗くと、僕よりは全然筋肉のない、僕から言わせてみたら隼みたいな身体付きの大学生がいた。
まあ、でも、隼以外とゴツいからなあ。
この大学生も力はあるやろうな。
…ってそんなこと考えてる場合でない。
彼女の身体を撫で回してるその男の子。
龍「…なにしてんねん」
大学生は一瞬びっくりしたものの、
「あ、シャワーっすか？どうぞ。俺たち別のとこ行くんで」
なんてすっとぼける。
彼女は震えていて、僕の為に持ってきてくれようとしていたバスタオルをギュッと握って立てなくなっていた。
龍「お前、二度とここくんなよ。
身体鍛える場所や。ふざけんな。」
彼は不敵な笑みを見せて帰って行った。
シャワールームに数原さんと2人。
私はもう涙でぐちゃぐちゃ。
気まずい。
恥ずかしい。
そんな時、口を開いたのは私の苦手な数原さんだった。
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pomu(プロフ) - とちんさん» ありがとうございます！更新待っていてください！！ (2018年10月27日 8時) (
レス) id: 356e20fead (このIDを非表示/違反報告)
とちん - ドキドキが止まらないです！！！更新楽しみにしてます！ (2018年10月26日 22時) (レス) id: 73671be849 (このIDを非表示/違反報告)
pomu(プロフ) - aggyさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！！！ (2018年10月12日 0時) (レス) id: 356e20fead (このIDを非表示/違反報告)
aggy(プロフ) - 龍友くん、素敵！かっこいいです！突然のコメント失礼しました。また更新楽しみにしてます！aggy (2018年10月11日 18時) (レス) id: 4fbf4fb7f7 (このIDを非表示/違反報告)
pomu(プロフ) - ちなさん» ありがとうございます！（＾ν＾） (2018年10月7日 11時) (レス) id: 356e20fead (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pomu
| 作成日時：2018年10月5日 12時
