【軍パロ】魅入られた瞳は2【d!】 (ページ22)

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国の歴史1※ ページ22

※こちらの話は私が、イキイキと歴史を話すemさんを見たいというためだけに全編、ただただemさんが架空の歴史を話している回です。特別物語に関わりはない内容なので飛ばして頂いても結構です。語ってるemさんが見たいという同志は握手しましょう。

この国は元々、王政でした。我々国の前身の国。
建国してから3年でその頭角を現したった一代で大きな国に成り上がった、いわゆるカリスマ性のある王様でした。

その王の名前は、フィリップ=グラネス。彼はとても美しい見た目をしていたそうですよ。金の髪に碧い瞳。

彼は人々をまとめ上げる力に長けていました。なので、彼は参加した戦争において総指揮を取っていたのです。

その、戦略の上手くいくことと言ったら天才と言っても過言ではないでしょう。
叡智の碧王と各国で恐れられていたそうですよ。
大層な異名ですね。

特に、その名を轟かすこととなったのは今から70年前に起きた第三次世界大戦。

15年にも及ぶ長い戦争でした。この時代は、暗黒時代とも呼ばれています。この戦争で生きのびた方々は、あまりこの時期のことを話したがらないので話題には気をつけてくださいね。時々、生き残った元傭兵の方はむしろ武勇伝があるから聞いてくれ、ということもありますが。

さて、この戦争では彼の名が轟いた、と言いましたが、、別に国の戦死者が特別少ない等といった奇跡まがいのことは起きていません。少なからず我が国もかなりの犠牲を出しています。
では何故、知れ渡ることとなったのか。

それは、彼の戦略ですね。

それまでの戦争はもちろん銃にナイフに爆弾に、更には戦車にミサイル、化学兵器なども使われていました。船などはこの国は海に面している箇所が少ないですからね、あまり活躍していなかった。それに唯一面している海も潮の流れや天候がハッキリとせず、渡るには相当の敵味方構わず労力が使われることなります。なのでそこから攻めてくる国は全くありません。空から、というのは少なくはなかったようですが。

ですがこの時の、大戦で主に敵対していた勢力はこの国の隣国でした。

名前は、ラシナ国。国土拡大と我々は脅威であると見せしめるために、戦争の火蓋を切って落とした国でした。
もちろん最初はこの国とかの国は同盟を結んでいたので、お互い手出ししていませんでした。

しかし、ラシナが裏切ろうとしている。そんな情報が入ってきました。