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普段キレない奴がキレたら怖いよな ページ43

龍「海だーーーーー!!」
圭「やべーーー!気持ちぃーーーー!!」
虎「潮風サイコーーー!!」
パ「おい・・・もっと飛ばせよ!!」
三「しょうがねぇだろ。・・・あいつが遅ぇから。」
「なんでアレに拘んのかね、ウチの総長は・・・。」

バイクを止め、後ろを振り返る。

全ー貴、万「「「「「マイキー!!」」」」」
「まんじろーーー!!総長が何やってんだよぉーーー!!」

ペケペケと原チャを走らせる我らが総長。メチャクチャ遅ぇ。
こんな奴が総長とか思いたくねぇわ・・・。

龍「マイキーよぉ・・・いつまで原チャ乗ってんだよ。総長だぜ?いい加減、単車に変えろや。」
万「いいんだよ。俺の愛車、馬鹿にしてんの?
バブの50ccモデル、ホーク丸だ!」
「目ぇ腐ってんの?どう見ても原チャだろ。」
龍「バブにしか乗りたくねぇって言ーけどよ・・・
譲ってくれる先輩いねぇし、しょうがなくね?」

そう言ってんのを聞きながら、自然と口角が緩むのが自分でもわかった。
真一郎とコツコツ進めていったもの。

万次郎、喜ぶだろうな

三「京、どした?なんかニヤけてっけど。」
「なーーんでも。」

『おいおいおい!マジか?!
特攻服着て、原チャ転がしてるチビっ子がいんぞ?!』
『東京卍會?聞いたことねーな。』
『ガキのままごとなら地元でやってろ!ハマに来んな。』

こいつら、ここの地元の奴らだな。ガキのままごとやってんのはテメェらの方だろ。

『ん?なんか良い女連れてんじゃねぇか。』
『うっわ、反抗的な目。そそるわ〜〜〜。』

ジロジロと不躾な目で見られ、正直ゾワッとする。

『なぁ、コイツ回してやろーぜ!』

テメェらに抱かれるほど安くねぇし、とは言えなかった。

三「あ”?」

隆のオーラがエグかった。背後に阿修羅が見えんだけど。

『あ?なんか文句でもあんのか?』
『チビっ子が乗ってる原チャぶっ壊すついでに、調教してやろーか?!』

バッとを持ってる奴が近づいてくる。

万「京と俺の愛車に指一本でも触れたら、殺すよ?」
『・・・あ?』

万「・・・」

万次郎の無言の圧に怖気づいたクズたちは捨て台詞を吐きながら去っていった。

圭「・・・どうするよ?殺っちまう?」
虎「いーね!10人くらいなら瞬殺だろ。」
三「やめとけ。もう行っちまった。」
「いや、おめぇが一番ガン飛ばしてたかんな?」
パ「俺は馬鹿だからどっちでもいーぞ。」

最終的に全部原チャ乗ってる万次郎が悪い、で収まった。

人の話を聞かないチャンピオン→←幼なじみだよな?



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作者 - コメントありがとうございます。更新、頑張ります。 (2022年7月20日 0時) (レス) @page44 id: db786199f7 (このIDを非表示/違反報告)
この作品にハマったものですZE☆ - マジで!マジで!マジ(( 面白かったです!更新待ってまーす♡ (2022年7月19日 17時) (レス) @page43 id: 2d1d3bdc6c (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2022年7月13日 20時

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