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エマ ページ3

この、超絶可愛い金髪美少女の名前は「エマ」。
なんとなんと、真一郎と万次郎の妹になったらしい。

外人みたいな名前だと万次郎がイジる。うん、確かに外人みたいな名前だ。

万次郎はジジイに拳骨を食らっていた。同意を口にしなくて良かったわぁ。

爺「仲良くしろよ、お前ら!!京もだ!!」
「うぃ。」

もちろん仲良くしますとも!!可愛い女の子とは仲良くしたほうがいいもんね!!

真「万次郎は女心がわかってねぇな。
よし、エマ!!兄ちゃんが今度どっか連れてってやる!イケメンだからって惚れんなよ!」

確かに真一郎はイケメンだ。人を惹きつけるカリスマもある。でも何故かモテない。そして何より、

エ「変な髪型。」
真「え?」

うん、全くもってその通りだよエマちゃん。よくぞ言った。
真一郎はよっぽどショックを受けたらしく、ガビーンと効果音が付きそうな顔をしている。
一方、万次郎は大爆笑。おい、一応お前の兄貴だぞ。出会ったばかりの妹に馬鹿にされてんだぞ。まぁ私もめっちゃ笑ったけど。

万「だから言ったろ、変な髪型って!シンイチローは女心がわかってねぇな。」
「言ってやんなよ万次郎。あれが格好いいって思ってやがんだから。」
真「お前ので一番傷ついたわ!!」

ガクリと膝をつく真一郎を放っておいて、エマちゃんに話しかける。
おうおう、そんな警戒すんなや。とって食いやしねぇからよぉ。

「エマちゃんっつぅんだな。私の名前は花垣京!!気軽に「京ネェ」って呼んでくれて構わねぇぞ!」
万「お前、それ呼ばせたいだけだろ。」
「万次郎、黙らっしゃい。私は今エンジェル・エマに話しかけてんだからよ。」
エ「・・・エンジェル?」

ぬぁぁぁああああ!!メチャクチャ良い声!!天使の囁きか?!!ヤベェ、私昇天しちまったか?

「見た目通り、声も反応もかっわいいわぁ〜。おまけに名前も可愛いし!ねぇねぇエマちゃん!今度私とデートしない?」
真「なんか京って俺よりも良い女捕まえそう。女子のくせに!女子のくせにぃぃ!!」
万「「真一郎/シンイチロー うっせぇ。」」

エ「私の名前、可愛い?」

エマちゃんからこぼれ落ちた言葉。あぁ、こりゃぁ万次郎の言ってたこと気にしてやがんな。

「可愛いよ、すんごい可愛い!!いやぁ、後ろにいる男どもは男くっさい名前でつまらんかったんだよねぇ。」
万「お前の女尊男卑思考、相変わらずだな。」
「褒めんなよ。」
万「褒めてねぇし。」

可愛い×カッコいい=最高→←私の日常



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作者 - コメントありがとうございます。更新、頑張ります。 (2022年7月20日 0時) (レス) @page44 id: db786199f7 (このIDを非表示/違反報告)
この作品にハマったものですZE☆ - マジで!マジで!マジ(( 面白かったです!更新待ってまーす♡ (2022年7月19日 17時) (レス) @page43 id: 2d1d3bdc6c (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2022年7月13日 20時

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