___類は友を呼ぶ ページ9
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いざ、入寮の日。
職場から歩いて10分かからないところにあるでっかいマンション。
間取りは1LDKと1人で住むには十分な感じで、家賃は給与天引き。忘れっぽいわたしにはもってこいだ。
みんな住んでる階数はバラバラだし、部屋も離れてたり近かったり。
一番近いのは2つ隣の目黒くん。
いつも部屋ではジャージだし、出かける時の服装は2〜3枚を着回ししてるからめちゃくちゃ荷物が少ない。家具家電は備え付けで持ってくる必要なくて全部売った。これといった思い出の品もない。
それに対して他のみんなはとんでもない荷物の量。
まず阿部くんね。本多すぎ。まともに詰めたら部屋埋まると思う。
それから佐久間くん。アニメのグッズがそこらじゅうのカバンからはみ出てる。フィギュアと思わしき足とか手とか…怖っ
他にもいろいろと面白い荷物があったけど、趣味や大切にしてるものがちゃんとあるって羨ましいなと思った。
わたしはさっさと搬入が終わっちゃったので、とりあえず一番近い目黒くんの運搬を手伝っている。
目「女の子にやらせちゃいけないよね」
『大丈夫大丈夫、あんま女の子扱いしないで(笑)』
そう言いながら重たいダンボールを運ぶ。
にしても何が入ってんだよこれ、重すぎ。
目「俺さ、片付けめっちゃ苦手なタイプだから
Aちゃんと似てるかも」
へ〜意外。見た目そういう感じしない。
『汚部屋フレンズだ』
目「フハッ、なんだそれ(笑)」
おっ、目黒くん笑ってくれた。
この笑顔に癒されていたファンも多かっただろうな。
そしてサラッと名前をちゃん付けされた。
小学生以来…？なレベルで呼ばれてない。なんて久方ぶりなのだろうか。
目「ありがと、荷解き頑張るわ〜」
大きなものを運び終えると伸びをしながら怠そうに言う。
部屋はダンボールでいっぱい。
さすがにそこまで面倒見れないから自分の部屋へ戻ろうとすると、腕を掴まれた。
『ん？』
綺麗な二重目に吸い込まれそうになる。
目「俺が前好きだった人に似てる」
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ふ - 待ってました♪これからも、他にないStoryと展開を楽しみにしてます!! (2020年10月1日 15時) (
レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
菫(プロフ) - 新作楽しみにしていました！前作と繋がっていたりと前作ロスになっていた私には嬉しい作品です(笑)すぐにお気に入り追加、高評価しちゃいました…！みつまめ様の作品がまた読めて幸せです…！ (2020年10月1日 0時) (レス) id: 11d68bb805 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みつまめ | 作成日時：2020年9月29日 16時
