【岩泉一】 その女、邪魔なんだけど。

prolog ページ1

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それは12月前の事だ。









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男)「今日転校生が来るらしいぜ」


女)「え、まじ？イケメンかな？！」






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3年のこんな真冬の時期に転校生が来るらしいとクラス中が大騒ぎ



そんな中私と私の彼…岩泉一 その幼馴染みの及川徹も興味を抱いていた。








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及川)「転校生かぁ〜可愛い子かな？？」




岩泉)「また振られんのがオチだろ」



及川)「厳しいｯ…!!」






2人の漫才を聞き流していると教室の扉が開き、担任が入ってくる






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貴方)「どんな子だろ…」






"仲良くできるかな？"と不安混じりの気持ちを胸に納めながら担任が扉の方へと手を向ける









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だがこの時から私達の関係には亀裂が入っていたのだ。









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栗林)「栗林胡桃です、宜しくお願いします」








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男子からは歓声が上がるが、女子は皆肩を落とす




徹は自分より上のイケメンが現れなかったのが安心したのか喜んでいた。








まぁ………確かによく見ると可愛いなぁ。









茶色のウェーブが肩までかかり、笑顔がとても可愛い




ここの制服も良く似合っている。








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だがなんだろう…









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本能的に変な予感がした次の瞬間だ…









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岩泉)「………………胡桃……?」









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今まで見たことがないほど驚きの表情に包まれた岩ちゃんが席を立っていた。









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