31話《Shopping with my sister》 ページ31
＿No side＿
店に着くと、まず初めに床屋に向かった。Aの言った通り、髪を切る為だ。
エマも何故か着いてきたが、Aは先程みたいな事がない為にも、傍に居てもらうのが一番かも。と思い、何も言わなかった。
数分後。Aの髪は少しだけだが切れて、前髪は非常に薄くなっている。無論髪は黒だ。
Aは会計を済ませエマの所へ急ぐ。
エマ「お兄ちゃん！似合ってるよ！よし！あとはカラコンだね！」
エマはウキウキしながらAの手を引き、カラコンを売る店へ歩き出す。
数時間後＿。すっかり買い物を終えた二人は、家への帰路へつきまた話していた。
エマ「楽しかったなぁ〜♪♪」
A「良かったな、エマ」
エマ「お兄ちゃんは楽しかった？」
キラキラ笑顔でそう聞くエマの頭を撫で、笑顔で「楽しかったよ」と答えるA。髪型と目の色が違うことに多少の違和感を覚えるが、エマは嬉しかった。
家に帰ると、万次郎は既に帰宅しており、二人を出迎えた。
万次郎「あれ？二人一緒に何処か行ってたの？！」
エマ、A「(忘れてた)」
エマ「た、偶そこで会って…」
A「家の前で会ったから一緒に帰ってきた」
二人は打ち合わせ済みかのような対応力で、万次郎を欺くことに成功した。
万次郎「というかAにぃ、髪切ってカラコン入れたの？」
A「ん？嗚呼、目はともかく、髪の方はよく気付いたな」
万次郎「だって"俺の"にぃだもん」
頬を膨らませて抱き着く万次郎の頭を撫でるA。
万次郎「でも、自分からやるなんて可笑しくない？」
エマは「やばい」という顔をしていたが、Aは笑顔で
A「朝、エマが言ったんだよ。
『前みたいに攫われちゃうの嫌だから、髪切ったり、カラコン入れたりしてみないか』
って。妹にここまで心配掛けたら、やるしかないだろ？」
「なるほど」と万次郎は納得し、Aの髪を弄り始めた。
A「髪は染めてねぇから、怒んなよ？」
万次郎「にぃ記憶力良すぎ…。なら……
今度俺とも"二人っきり"で買い物行こうな♡」
万次郎には嘘が通じないのかも、と思ったエマとAだった。
＿＿＿
髪切ったあとのイメ画↓
毎度おなじみ「美少年メーカー」で作りました。
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シガラキ(プロフ) - ひー(比古)さん» 反応が嬉しすぎます！ありがとうございます！リクエストあればまたお願いします！ (2021年10月29日 7時) (
レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ひー(比古)(プロフ) - リクエスト応えて頂きありがとうございます🥺❤️めっちゃ嬉しいです！ニヤニヤしながら読みました！イザナにプレゼント🎁買っていたけど何買ったのかな😊 (2021年10月29日 6時) (レス) @page22 id: f1c378431b (このIDを非表示/違反報告)
シガラキ(プロフ) - ひー(比古)さん» 了解致しました！リクエスト本当にありがとうございます！必ずそうさせて頂きますので、少々お待ちください。 (2021年10月27日 7時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ひー(比古)(プロフ) - えっ！！ほんとですか？？いいんですか？？🤤リクエストはバジさんとか春千夜とか灰谷兄弟とかもし絡みがあったらみたいなぁーって思ってます！ (2021年10月27日 1時) (レス) id: f1c378431b (このIDを非表示/違反報告)
シガラキ(プロフ) - ひー(比古)さん» 返信遅くなってしまい申し訳ありません。ありがとうございます、そのように言って頂けると本当に嬉しい限りです。何か話のリクエストございましたらお願い致します。必ずお受け致します。 (2021年10月25日 21時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：匿名F | 作成日時：2021年10月17日 10時
