29話《Happiness I got》 ページ29
_No side_
それから暫くして、万次郎やエマとまた仲良くなったA。初めはエマに心配されたが、ゆっくりと話すと理解してくれ、前より一層仲良くなった。
A「おはよ、エマ。朝飯作っといたよ」
エマ「ありがとうお兄ちゃん!あ、マイキー起こしてこないと」
A「俺が行くよ」
Aはリビングから出る際に、エマの頭を撫でた。
エマ「フフフッ、お兄ちゃん大好き!」
__
A「万次郎、朝だぞ」ユサユサ
Aは万次郎の寝るベッドの横で身体を揺らす。
万次郎「…んぅ…あ、おはよ♡にぃ♡」
万次郎はいつも通りAの腕を掴み自分のベッドの中に入れる。
万次郎「暖かい♡」ギュュュュウ
A「万次郎起きろー、嫌起きてるか。邪魔だぞ万次郎」
Aは万次郎の頭をチョップした。
万次郎「痛ってぇ〜」
万次郎が頭を抑えている間に、Aは布団から逃げ出し、「早く来ねぇと飯ねぇからな」といい部屋から出て行った。
__
エマ「あれ?お兄ちゃんどこか行くの?」
A「ん?嗚呼、買い物に行かねぇと飯ねぇからな」
エマ「なら一緒に行こ!」
万次郎「にぃ〜おはよ〜♡」
万次郎がエマとの話を遮るようにリビングにやってきた。
A「嗚呼、おはよ。万次郎」
万次郎「にぃとエマどっか行くの?」
A「嗚呼、一緒n エマ「なんでもない!」」
A「…なんでもないから気にするな、万次郎」
Aはエマに便乗し、万次郎に笑ってそう言った。
数時間後。Aとエマは二人で買い物に行き始めた。その時万次郎は既に出掛けており、二人は何も言われることなく家を出たのだった。
エマ「お兄ちゃんと出掛けるの久し振りだな〜」
A「そうだな。エマの買いたいもの買っていいからな」
Aはエマを見て微笑んだ。
エマ「…お兄ちゃん、無理して笑わなくていいからね?」
一瞬、Aの表情が曇った。が、直ぐにいつもの顔になり、
A「無理してないから」
と言った。エマはそれでも心配そうに顔を顰める。
エマ「…そっか。……行こ!」
そして二人はまた歩き始める。
30話《Happening》→←28話《See you guys again》
72人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シガラキ(プロフ) - ひー(比古)さん» 反応が嬉しすぎます!ありがとうございます!リクエストあればまたお願いします! (2021年10月29日 7時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ひー(比古)(プロフ) - リクエスト応えて頂きありがとうございます🥺❤️めっちゃ嬉しいです!ニヤニヤしながら読みました!イザナにプレゼント🎁買っていたけど何買ったのかな😊 (2021年10月29日 6時) (レス) @page22 id: f1c378431b (このIDを非表示/違反報告)
シガラキ(プロフ) - ひー(比古)さん» 了解致しました!リクエスト本当にありがとうございます!必ずそうさせて頂きますので、少々お待ちください。 (2021年10月27日 7時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ひー(比古)(プロフ) - えっ!!ほんとですか??いいんですか??🤤リクエストはバジさんとか春千夜とか灰谷兄弟とかもし絡みがあったらみたいなぁーって思ってます! (2021年10月27日 1時) (レス) id: f1c378431b (このIDを非表示/違反報告)
シガラキ(プロフ) - ひー(比古)さん» 返信遅くなってしまい申し訳ありません。ありがとうございます、そのように言って頂けると本当に嬉しい限りです。何か話のリクエストございましたらお願い致します。必ずお受け致します。 (2021年10月25日 21時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:匿名F | 作成日時:2021年10月17日 10時