『ヒーローの卵の主役は我々…いや、オイラだけやな…』【wrwrd！】【ヒロアカ】【男主】

『理由』 ページ6

『はぁ…はぁ…お、終わったぞ…。』

kn「お、やっとか。じゃ次は…」

『待って！これ何の意味があるん！？
　オイラの個性で何とかなるやろ！！』

オイラの魔法は何でも有り。

キャパはあるけど休めばまた使える。

体力だって、走らんでも、飛べば何処だって行ける。

kn「お前、ホンマ自分の事知らなすぎやろ…
　 わかった。ラリマ、水出せ。」

『なんで？…ほら。』

水を“○”の形にしてコネシマに見せる。

kn「それを自分の頭の上に移動させて、俺が良いって言うまで保て。」

『なんや急に…？』

kn「なんや？筋トレの方がエエか？」

『ややや、やりますぅ！！』

水を自分の上でキープする。

こんな簡単な事なんでやらすん？

〜開始から10分後〜

kn「おい、水揺れとるぞ」

『う、うるさい…。こっちは耐えとんねん。』


〜開始から30分後〜

『…っ…はっ……はぁっ……』

kn「なんや、辛そうやんかww」

『は…はぁ…？っ…こ…んな……の…ぜ……ぜん…ぜん……や…』

kn「ふーん、じゃ、延長な。」

『…っ……は…？』

〜開始から40分〜

『…もっ…………む……むりぃ…』

ﾊﾞｼｬｯ

水は崩れ、オイラに降ってきた。

オイラは床に倒れ込んだ。

kn「一時間は頑張れよ…。まあ、筋トレ後だからってのもあるけどww
　 体力無さすぎやwww」

『はっ……ぁ……っ…』

kn「ほら、水の飲めるか？」

コネシマは動けんオイラを座らせ、水を飲ませてくれた。

kn「いいか？お前の魔法は使えば使うほど体力が削られるんや！」

『……？』

ん？分からん？

kn「つまり、“体力=MP”や！」

あ、分かりやすくなった。

kn「今までずっと使う事なかったけどな、プロになったら敵と長時間戦うかも知らん！そん時、倒れたらどうする！？しかも敵を追いかけたりしながらとかになったら、体力を消耗して、もっと短い時間で倒れるで！」

ほー、なーる。それで体力作りの筋トレかー。

kn「今日はここまでや。風呂入ってこい！」

『……なぁ、コネ…』

ke「何や！」

『……歩けん…。おんぶして……。』

ke「はぁーーー、筋力ももっとつけるぞ…」


そして、オイラの筋トレ生活が始まった。

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