西條高人の妹は探偵社員であるアイドルグループの護衛をするようです (ページ8)

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でも敦の入社試験をする方が先かな？

うーん……と私がそんな事を考えていると

与「Aー戻るよ」

『あ､はーい』

与謝野さんに呼ばれて探偵社に戻った。

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会議室に一応(乱歩さん以外)集まったけど出てきた案がやっぱりマトモじゃない。白板(ホワイトボード)に今のところ書かれているのは依頼解決ノ合否､社内ニ於ケル厄介事ノ解決､豊臣秀吉､アルハラ等々…

『(こんなんでホントに決まんのかな…)』

私はなるべく気付かれない様に小さく溜息をついた。

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数十分後…

何故…何故私にはこんなに籖運が無いんだ…。

『……ヤダなあ』

私は敦の入社試験で太宰さんと一緒に敦を呼び出す役割になってしまった…。

谷「あはは…まぁ頑張りましょう？」

太「谷崎君の言う通りだよ｡それに依頼は1週間後だった上もう一人必要だったんでしょ？」

『うっ……そうですけど…』

内容は良かったのスゴい嬉しかったの。でも依頼きたって聞いて心の中でめっちゃはしゃいでたのにさ､1週間後って言われた上、他にあと一人必要って…そんなの………そんなの…

『あんまりだよォォォォォォ!!』

その日真夜中の横浜のあるところでAの叫びが響いたとか響かなかったとか…