初恋〜この気持ち、必ず伝えてみせる〜パート２

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「てか、ゲームとかめんどい。１人でしとけば？」


愛実…それじゃ真井があまりにもかわいそうだよ。


「んだよ、ひでぇ…椎名」


「真井！じゃあ私としよ！」


「えっ、マジで！？さっすがA。優しいな〜」


「A、別に真井に気遣わなくていいんだよ？」


「遣ってなんかないよ〜、何する？」


「おいコラ真井、Aの優しさに甘えてんじゃないわよ」


「甘えてないし！つーか、なんでお前はそんなに俺に冷たいんだよ。応援してくれるって言ってたじゃん！」


…応援？


「それとこれとは話が別」


「別じゃないだろ！普通さ、こういう時は２人でゲームさせて距離を縮めようとさすんじゃねぇの！？」


「あたしは２人とも平等に応援しようと思ってるの」


「はぁ！？それだったら俺の方が不利なんだから、こういう時に距離を…」


「あ、あの…なんの話してるの？」


なんか、私だけ除け者みたいで寂しい…


「…Aも、この会話聞いててわかんないんだったら、相当な鈍感だね〜」


「え？」


…私って、そんなに鈍感なのかな？


真井にも言われたし…。


いや、でも！そんなことはないはず…


一人でもんもんと考えていると、何やら愛実が真井に耳打ちをしていた。


「じゃあ真井はさ、今日のことイメトレしときなさいよ」


「…イメトレ？」


「そう！今日告白…するんでしょ？」


「あ、そっか」


「忘れてたんかい」


「忘れてはねーよ」


「ねえ、何喋ってるの？私にも教えてよ」


さっきから２人でコソコソ…怪しいっ！


「なんにもないよ。今日のうちにわかると思うし。ね？椎名」


「うんうん」


「ホントに？」


「「ホントホント」」


声そろえて言われても。


この２人、仲良いのか悪いのかわかんないや。


「で、ゲームしないの？」


「あ、ごめん。ちょっとやるべきことがあって。俺から誘ったのにごめん」


「いいけど…やるべきことって何？」


「イメトレ！」


「なんの？」


「内緒〜、そのうちわかるよ」


「ふーん…？」


そう言って、真井は自分の座席に座りなおしていた。


イメトレってなんの…？まぁいいや。そのうちわかるって言ってたし。


「愛実〜、私、寝るね」


「えっ、寝るの？」


「うん。体力存分しておく(笑)おやすみ〜」


「そっか、おやすみ〜」

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いつもより長いっス。
もっと書きたいことあったんですけど文字数がぁ…！！

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