初恋〜この気持ち、必ず伝えてみせる〜パート２

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協力っていっても…Aは神谷くんのことが好きだし…


でも、真井の気持を知っておきながら、協力はなんっにもしないって言うのも、なんかなあ…


「ううーん…」


「うっそ〜」


「…え？」


「だってA、神谷が好きじゃん。そりゃ親友が好きな方を協力するよね。あの様子だと、神谷もAが好きそうだし」


「……………」


…Aが神谷くんのこと好きなの知ってたのか。


そうだよね。Aのことを見てたらわかるよね。


それは、神谷くんも一緒。


あの２人、わかりやすいったらありゃしない。


これじゃ、真井の入る隙がないじゃないか。


…なんか、真井がかわいそうになってきた。


「まぁ俺は気長に頑張るからさっ。…でもどっちかが告白したら俺終わりだよな〜…」


「…それは、大丈夫だと思う。真井はさっさと告白してAに意識してもらうことが一番いいんじゃない？」


「そうだよな！…って、アドバイスくれた！？いいの？」


「いいの？っていうか…なんか可哀そうだし」


「そっか！サンキュー！俺、頑張って遠足のときに告白する！」


「おー、頑張れ。」


「ん！見てろよ！このアドバイス、ムダにはしないぜ！！」


「失敗しないことを祈る」


「おう！」


Aが神谷くんのこと好きなのはとっくの昔に知ってるけど…


あまりにも真井がいじらしいものだから、協力してあげよう、と思ってしまいました。


ごめんね、神谷くん！


でも、Aはあなたのことが好きだから、あなたにも協力はしてあげる！


ってことで、両方頑張れ！


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遠足、波乱の予感です。

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