拓弥の日 ページ8
〜Aの家〜
A「たくちゃーん」
拓弥「ん〜？」
A「今日はなんと、たくちゃんの日です」(抱きつき)
拓弥「まじ？」
A「うん」
拓弥「いや待って、それこのタイミングで言っちゃう？」(離れる)
A「うん？」
拓弥「今Aの家で、2人っきりなんだけど」
A「うん…だから？」
拓弥「…はぁ〜〜〜〜」
A「えなんで溜息」
拓弥「無自覚って怖……」
A「なに無自覚って！」
拓弥「何でもねえよバカ！」
A「バカにバカって言われたくないんですけど」
拓弥「は？Aより頭良いし」
A「よく言うよ英語のテスト12点だったくせに」
拓弥「お前だって化学10点だったらしいじゃん」
A「え！なんで知ってんの」
拓弥「マネージャーから聞いた笑」
A「マネージャーすぐ個人情報バラすの良くないと思う…」
拓弥「てか今日俺の日なんでしょ？」
A「うん」
拓弥「何かしてくれるの？」
A「ん〜…、あ、料理作る！」
拓弥「ほんと？」
A「うん！何食べたい？」
拓弥「Aの料理なんでも美味しいから迷う」
A「さらっとそういうこと言うのずるい」
拓弥「なにずるいって笑」
A「で！何がいい！」
拓弥「じゃあ…肉じゃが」
A「任せて」
拓弥「…あとさ」
A「ん？」
拓弥「料理だけじゃなくて、ハグもほしい」
A「うわ、欲張り」
拓弥「さっき自分からしてきたじゃん」
A「じゃあ今度たくちゃんからしてよ」
拓弥「…A好きだよ」(抱きつき)
A「ふふ、わたしも好き笑」
拓弥「何笑ってんだよ笑」
A「そっちだって笑ってるじゃん笑」
拓弥「あーもう！ムードも何もねえな！」
A「残念でした！はいもう料理作りに行くから離して！」
拓弥「覚えてろよ」
A「何を笑」
拓弥「次は絶対キスしてやる」
A「変態」
拓弥「A俺のこと好きじゃないの？」
A「好きだよ」
拓弥「じゃあいいじゃん」
A「なんか今日の拓弥めんどくさいね笑」
拓弥「おい」
A「キスは本当に好きな子としかしちゃダメだよ」
拓弥「…それがお前だって言ってんのに」
A「え？なに？」
拓弥「もう二度と言わない」
A「なにそれ…あ、お風呂沸いてるから先入っちゃって！」
拓弥「はーい」
A「はーい行ってらっしゃい笑」
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作者名：ｽﾃｰｷ | 作成日時：2021年8月11日 3時
