本心 ページ31
〜レッスン終わり〜
祐基「だぁ〜！お疲れ！」
拓弥「おつかれ〜」
稜雅「っし、帰るか」
A「…」
稜雅「…A？」
A「あっ、え、なに？」
拓弥「めっちゃぼーっとしてたよ」
A「あ…ちょっと疲れてるのかも…、もう今日は帰る！ばいばい！」
祐基「あっえっA！？」
海「A待って」(手掴み)
A「え…？」
海「やっぱりちゃんと言ってほしい」
祐基「…？」
A「な、何を？」
海「困ってることあるんでしょ？」
太陽「A…？」
A「いや、なにもないよ笑」
海「…」
A「ほんとに！何もないって！笑」
拓弥「A」
A「たくちゃんまで笑 …ほんとに何もないよ大丈夫」
拓弥「そんな泣きそうな顔して"大丈夫"って言われても信じられないんだけど」
A「え…」
稜雅「A、何があったの」
A「……っ、」
海「…」(手繋ぐ)
A「…夜中に、電話がかかってくるの」
祐基「…電話？誰から？」
A「分かんない、いつも無言で切られちゃって」
太陽「それって」
拓弥「嫌がらせ？」
A「…最初は気にしないようにしてたけど、ずっと続くと流石に怖くて…寝れなくなっちゃって」
稜雅「それいつ頃から？」
A「2週間前から…」
拓弥「そんな前から…」
祐基「なんで言ってくれなかったの？」
A「だって無言電話なんて子供のイタズラとかでもよくあるらしいし！それに」
太陽「？」
A「みんなに言ったら心配かけちゃうと思って…言えなかった」
稜雅「…はぁ〜〜〜〜」
祐基「ため息なが…」
稜雅「ちょっとリーダーの権力使っていい？」
A「え？」
稜雅「もっとメンバーに頼って、リーダーからの命令です。…コレよ」
太陽「最後のやついらんねん」
海「でもほんと稜雅の言う通りだよA」
A「…ごめんなさい」
祐基「謝んなくていいの、とりあえずマネージャーとかにも言った方いいよね」
海「そうだね、これはもう俺らだけじゃ解決できないかも」
A「でもそんな大事にしなくても…」
拓弥「言っとくけどAがされてること犯罪だからね？」
太陽「それに早く解決した方がAも楽になると思うで、俺らもついてるから、大丈夫」
A「太陽…」
海「スマホに電話かかってくるの？」
A「うん…」
海「ん〜……今日Aの家泊まっていい？」
全員-海「え？」
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作者名：ｽﾃｰｷ | 作成日時：2021年8月11日 3時
