俺が守るから①【食満留三郎】 (ページ10)

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8話ページ10

伊作「あの・・・その顔の上部分・・・どうしたんですか？」

産屋敷「ああ・・・」

ｽｯ

産屋敷「この紫色の肌の事、気になるかい？」

伊作「は、はい・・・」

産屋敷「・・・私はね、"無惨の血縁なんだ"」

伊作「えっ！？」

留三郎「無惨って・・・確か鬼の始祖ですよね！？」

産屋敷「そう。どれくらい血が繋がってるか、本当に血縁かは解らないけどね。この肌は、"無惨誕生によりおこった呪いのせいなんだ"」

伊作「の、呪い・・・ですか？」

産屋敷「そう。無惨という存在が生まれた事により、我が一族の子供は病弱で生まれるようになってしまい、"30歳くらいまでしか生きられない子供しか産まれないようになってしまったんだ"」

留三郎「そんな……！」

産屋敷「だけど、その呪いは私の代で断ち切る・・・私の代で、無惨を倒す！これ以上、負の連鎖は生ませない！」

錆兎「御館様・・・」

産屋敷「・・・ごめんね、少し大きな声を出してしまったよ。忍術学園を拠点として行動する件だよね？良いよ、一般市民の人達を守る為なら、拒否する理由は無いからね」