生きてる意味 ページ31
太｢なぁ、ヤマト｣
ヤ｢ん？｣
太｢俺って生きてる意味あるのかな､､､｣
ヤ｢､､､は？｣
太一はヤマトにずっと思っていたことを打ち明けた
ずっと考えていた。
自分の体に戻ったのはいいが､自分はこの世界においていらない存在なんじゃないかって､､､
嫌でも考えてしまう。
あのままゼロガーモンがずっと、俺の代わりに､､､
そう考えて､､､思ってしまうのだ。
ヤ｢お前､､､それ本気で言ってんの？｣
りんごを剥いていた手を止め､ヤマトはまっすぐ太一を見た。
その目は怒りの色に染まっていた。
太(怒ってるのか､､､)｢まぁ､､､｣
ヤ｢お前､､､俺達が見舞いに来てる理由わかるか？｣
太｢は？｣
思わず聞き返す太一。
太(そんなの､､､分かるわけない)
下を向きわからないことを行動で示す。
ヤ｢､､､俺達はお前を失いたくないんだよ｣
太｢でも､､､俺がいなくても世界は変わらない。
なんの支障も出ないんだよ｣
サッカー部は普段通り練習をしている
クラスでは普通に授業が進む
デジモンとの戦いは他にも適任者がいる
太｢俺は､､いなくてもよかったのかも､､､しれないな｣
ゼロガーモンとのことがあり､今までの不安が一気に表に出てきた。どうしようもなく不安なのだ。
パンッ
太｢え｣
太一は驚いた。
無理もない、いつもは冗談で叩かれる太一だが
今のは本気で叩かれた。
太一が驚いているとヤマトは言った。
ヤ｢太一､ふざけるのも大概にしろ｣
ヤマトは真っ直ぐこちらを睨んでいる。
太一は真っ赤になった頬に手を当てた。
ヤ｢太一がいなかった方が良かった？ふざけるな！
俺達は何度もお前に救われた！
小学生のあの時だって！
お前が､､､太一がいなかったらみんな諦めてた！
みんなお前に元気をもらってた！中学の時もそうだ
お前は助けてたじゃないか！
妹を､､､その友達を！今までやってきたこと全部､､､
なかったことにしようとするな！｣
太｢､､､じゃあ、どうしろって言うんだよ！
俺はもう戦えない！こんな怪我したのだって､､､
俺じゃデジモン達と戦えない！
前に思っちゃんだんだよ！もう無理なんだって！
小さかった頃みたいにはいかないんだって！
だから､､､全部､､､全部大輔達に任せようとした！
なのに！ゼロガーモンが現れてまた戦う羽目になった！もう戦えないのに､､､無理なんだよ｣
今まで思ってたこと全部今､､､
太｢もう無理なんだ､､､｣
言ってしまおう。
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ナイト(プロフ) - 過去4位ありがとうございます！ (2019年4月12日 12時) (
レス) id: ee916c42ae (このIDを非表示/違反報告)
ナイト(プロフ) - まゆゆみさん» まゆゆみさん！ありがとうございます！ (2017年11月12日 20時) (レス) id: ee916c42ae (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆみ(プロフ) - ナイトくんこんばんは。お話拝見しました！とても読みやすくて面白い！！これからも更新頑張って下さい！ (2017年11月12日 18時) (レス) id: a59bbc50eb (このIDを非表示/違反報告)
ナイト(プロフ) - 来夢さんありがとうございます！！ (2017年11月3日 16時) (レス) id: d6ad5a9936 (このIDを非表示/違反報告)
来夢 - 面白いっすね！！頑張ってください！！ (2017年11月2日 23時) (レス) id: d6ad5a9936 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナイト | 作成日時：2016年11月11日 17時
