顔色 ページ12
太「はぁ、、」
朝は大変だった。
目が覚めたらいきなり母さんに抱きつかれるし、泣いてるしでバタバタしてて、、マジ疲れた。
それに、、
心なしか、アイツと夢の中であった後、、体調が悪い。吐き気がする。
まぁ、吐こうと思っても水くらいしか出ないけど、、。
ガラガラ
ヤ「ハァ、ハァ、おい太一!大丈夫か!ハァ、ハァ」
扉が開いたと思ったらそこには息切れして汗だくのヤマトがいた。
太「、、そんな息切れしてどうした?」
ヤ「ハァ、ハァ、お前が大変だったって聞いて、、ハァ、走ってきたんだよ。ハァ、学校から。」
太「うん、分かったから少し落ち着け。そこの水飲んでいいから」
ヤ「ん、さんきゅ。」ゴクゴクゴクゴク
どんだけ飲むんだよ、、
ヤ「っで!大丈夫なのかよ、、」
太「えっ?あぁ、まぁ、、心臓が止まってたらしくてさ、、」
ヤ「はぁ?!心臓が止まった!?」
太「まぁ、電気ショックと心臓マッサージでなんとかなー。」
ヤ「はぁ、、まじ、心配させんな、、」
、、、ごめん。
ヤマトごめん、これからお前にもっと、、もっと迷惑かける、、ごめん。
太「ごめんな、ヤマト。あんがと、心配してくれて」
これからきっと、、もっと迷惑かけるだから、、
太「ほんとに、、ごめん。」
ヤ「もうそんな謝んなって、、てか顔色悪くね?」
太「そうか?自分じゃわかんねぇーからさ、」
ヤ「(自分じゃわかんない?)そっか、まぁ、体調には気をつけろよ。お前がいなきゃ俺らは始まらねぇんだからな。だから、、早く万全になれよ。」
、、、。
太「あぁ、頑張って治すよ」
ヤ「あっ、悪い。俺これから練習なんだ、、帰るわ」
太「おう、来てくれてありがとな。」
ヤ「あぁ、じゃあな。」
太「、、、おう。」
ヤマトは帰っていった。
ーーー
ガラガラ
看「あら、もう大丈夫そうね。」
太「あ、まぁ、なんか朝はすいません、」
看「ホントびっくりしたわよ。全く」
太「あはは」
看「あっ、またお花もらったの!」
太「花?」
看「えぇ、【花水木】聞いたことはあるでしょ?」
太「まぁ、でっ、花言葉も聞いてきたんだろ?」
看「まぁねー、えーと、確か、、【永続性】【返礼】【私の想いを受けてください】だったかしらね。」
太「返礼、、」
看「あ、私行くわね!おやすみ!」
太「おやすみ、、」
・・・
ー1人ですー
太「、、返礼、、か。みんな、、怒るかな、、」
その日は申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
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ナイト(プロフ) - 過去4位ありがとうございます! (2019年4月12日 12時) (レス) id: ee916c42ae (このIDを非表示/違反報告)
ナイト(プロフ) - まゆゆみさん» まゆゆみさん!ありがとうございます! (2017年11月12日 20時) (レス) id: ee916c42ae (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆみ(プロフ) - ナイトくんこんばんは。お話拝見しました!とても読みやすくて面白い!!これからも更新頑張って下さい! (2017年11月12日 18時) (レス) id: a59bbc50eb (このIDを非表示/違反報告)
ナイト(プロフ) - 来夢さんありがとうございます!! (2017年11月3日 16時) (レス) id: d6ad5a9936 (このIDを非表示/違反報告)
来夢 - 面白いっすね!!頑張ってください!! (2017年11月2日 23時) (レス) id: d6ad5a9936 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナイト | 作成日時:2016年11月11日 17時