僕だけのPrincess〜セブチのマンネは女？！〜Vol.2 (ページ31)

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MG「え、待って！」

WZ「わ〜こんな企画今出来んの？笑」

深夜の森の中にエンジン音を響かせて走って来たバスから降りる人達を見て、まさかと思ったけどピンッと来た

え！！

A「か、からっと？！」

みんな、ネームボードやcarat棒を持っていた

僕たちを見るなり少し小さめにキャーキャー言っている

総勢50名ほどだった…

相当の厳しい抽選を乗り越えた方達だろう…

HS「や〜。carat〜またCD沢山買わされたの？！」

そうホシヒョンが言い、周りの笑いを誘う

caratが来てから現場が一気にホラーからLIVE現場のような明るいムードになる

監督から説明を受けている間もcaratが熱い眼差しを向けてくれ、小さく手を振ってくれる
それに僕も小さく振り返すと、きゃーと小さく叫ぶcarat

可愛い…

caratって何でこんな愛しく感じるのか…。

でもこんな暗い中で、いくら演技といえど、じっとする役って…結構重労働だし怖いだろうに…

僕はcaratが素直に心配になった。

で、僕たちは色んな暗号を解き明かし助けながら自分達も脱出するというものだった。

そして、チーム分けらしい。

『Aくんは…本日初出演なので、全チームに加わってもらいます！』

「え、あぁはい！分かりました！上手く出来るかなぁ〜…carat〜僕が助けてあげるからねー！」

carat『きゃっーーーー////』

『Aくん。笑一応深夜だからあんまり煽らないでね笑』
監督に笑いながら注意される
「あぁ。つい///すみません。」

自分なんかに、反応してくれるcaratが有り難くて、可愛くてつい構いたくなってしまう。

『じゃあ、早速初めのチームは…
A、クプス、ドギョム、スングァン』

SC「わートップバッター苦手…」

DK「もう震えが止まらないんだけど…A、手放さないでね！！！」

SG「怖いよ〜泣」

みんなして固まってぎゅうぎゅうに挟んでくるヒョン達。

既にマイクをつけられているので
こういうシーンも皆んな後で見れるんだよな…

楽しみだ笑

JS「これ怖がりメンバーじゃん。笑大丈夫なの？」
MG「俺、ここに入らなくてよかった〜」
JH「Aが潰れる…」

今僕の右手はしっかりとドギョムヒョン。
左腕にはクプスヒョンがびったりとくっ付いていた。
そして僕の腰に後ろからスングァンヒョン。

こうして残っているメンバーに見送られ、
僕は人生初のお化け屋敷のような空間に脚を踏み入れた。