無気力少女と未来の海賊王 (ページ1)

今日:3 hit、昨日:28 hit、合計:21,977 hit

序章ページ1

今日もいい天気だ。
Aはいつものように空を見上げてお昼寝日和だと言わんばかりに目を閉じる。

心地の良い夢が見れそうだと微睡みかけたその時

ドタドタと騒がしい足音が響く。

知らないふり寝たふりを決め込みたい気持ちが勝ったがこの足音の主はそれで納得するような奴じゃない。
むしろ、揺さぶられて叩き起こされるのが目に見えている。

「……はぁ、お昼寝…できそうにないなぁ」

「Aー！！」

むくりと起き上がり寝て乱れた髪を手櫛で直すとキキーッと効果音がなりそうな勢いで立ち止まる声の主

「ルフィ……今日はどうしたの」

「ニシシ！今日はな！森に修行に行くぞ！」

「え……ヤダなんだけど？」

「Aはいつもそれだな！」

ルフィは座っている名前の腕を取り走り出す。
いつものことながらルフィの行動には驚かされる。
足がもつれないように必死に足を動かしてルフィについていく。

いつだって、そう。
いつもルフィのこのペースに巻き込まれて
結局、一緒に過ごす。それが私の日常だ。

今日もいつもどおり
このパワフルな幼馴染から逃れることは難しそうだ。

＊＊＊＊＊

始まりました。ワンピのお話です。
占ツクで初めての投稿作品となります。
RED観て熱があがりました。
幼少期メインで書きたいと思います。
応援してくださると嬉しいです。
よろしくお願いします。

如月。