【あんスタ】守るから【男主】 (ページ5)

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全員集まって、レッスンが終わり

帰る支度をしていたらピコン、と

メッセージアプリの通知音が

スタジオに響いた。

...音、消すの忘れてた。

『ごめんなさい...』

凛「よくあるよ～大丈夫」

凛月先輩はそう言うと、僕の頭を

ポンポンと撫でてくれた。

...凛月先輩って、...ううん瀬名先輩もだけど

察しがいいから、いつかうちのことも

僕の体のこともバレちゃいそうなんだよね。

僕は凛月先輩に頭を撫でられたまま、

メッセージアプリを開くと、メッセージは

ママからで、今すぐ帰ってきなさいと

送られてきていた。

『っ...』

凛「あ～ちゃん？」

『僕、帰りますねっ...お疲れ様です』

早く帰らなきゃ、酷くなる。

酷くなる前に帰らないと。

スタジオを出る時に、先輩たちや

朱桜くんの声が聞こえたけど、

僕は発作が出ないぐらいに急いで昇降口まで

向かった。

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