瑛斗家族 (ページ7)

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ほんとはすば兄達にだめだって言われたんやけど

無理をいって信兄の病室に入らせてもらうことにした

信兄はまだ意識は戻ってなくて、５分ほどならいいですよといわれたから

５分だけと入って中の丸椅子に腰かけた

黄「…信兄…ごめんな」

布団に隠れてる左手に両手を添えて軽く握った

黄「おれ、みんなに迷惑かけてばっか…でも自分がどうしたらええんかようわからん」

紫「…りょ…」

黄「…え信兄ちゃん…」

紫「そんな悲しい顔せんといて…俺は亮がうらやましいで…

自由に運動だってできる…喧嘩だって」

黄「…」

紫「俺はうらやましい、喧嘩することが完全に悪いことではない

でも、みんなに迷惑かけるのは良く無いで」

黄「うん…」

紫「亮は、今まで通りの亮でおればええ、でも無理せんと

お兄ちゃん達に頼ればええんや

俺は頼りないかもしれんけど、なんかあれば相談位は乗れるで」

黄「…ありがとう」

信兄は頭をポンポン叩いてくれた

いろんなことが吹っ切れたきがした

それからは家に帰ってからお兄達に今まで悩んでいたことを相談して

全部解決した

信兄ありがとう、今度は俺が信兄を助けるで