伍拾漆話 ページ13
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貴「っ船を寄せてください！」
「わかった！」
急いで軍艦に何本か縄を括りつけ海に垂らした
海に飛び込んだ搭乗員達が縄を使って船に上がってくる
.
貴「あれ…松島って五十七名乗ってましたよね…？」
「あぁ、そうだが…」
…あと一人いない
俺は急いで海に飛び込んだ
もしかしてさっきの軍艦の爆発に巻き込まれたのかもし
れない…
松島まで何とか泳いできた
見当たらない…俺は下を見た
どこまでも深い海…もし、沈んでしまっていたら…
俺は海に潜った
.
.
なんの音もしない
潜れば潜るほど暗くなっていく
船の破片ばかり…誰もいない…
もう少し潜ろう
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あっ、いた！
沈んでいく搭乗員の腕を掴んで自分の方に引き寄せた
ん？白い肌、長い睫毛、特徴的な眉…この人…
平之丞殿…？
肩を叩くが動かない
急いで胸に耳を当てた
！動いてる…酸欠か…
急いで上がらないと
足を必死に動かし、何とか海面に出た
貴「ﾌﾟﾊｯ…平之丞殿！平之丞殿！」
背中を叩いて必死に起こした
平「…ｯｹﾞﾎｯ!ｺﾞﾎｯ!…ｯおいは…」
貴「ｯ良かった…」
急いで船まで連れていかないと
そう思い、船の方を見ると搭乗員の一人がこちらに向か
って何かを叫んでいた
.
.
「逃げろー!!!爆発するぞ!!!」
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ロア……のスマホ版のようだ - 最新、。、最新をくれ、。、 (10月1日 17時) (
レス) @page30 id: 4dffd0e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
IZ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2022年11月20日 21時) (レス) @page29 id: 6070c5d052 (このIDを非表示/違反報告)
あづき - 最高です！読みやすくて面白い作品でした！続き待ってます！ (2022年5月17日 23時) (レス) @page29 id: 4ac20ff3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黄昏 | 作成日時：2022年4月5日 20時
