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百七話 ページ18

「Aって、いつのまに後輩と仲良くなってたんだ〜?」

「いつのまにか」

「いつのまにか」

「っていうかそんな仲良くないからな。知り合いどころか顔見知りDだから」

「顔見知りD……顔見知りD??」

「そこはスルーしてほしいな☆」

残念ながらスベってしまったよ☆

いや、別に私もウケ狙いで行ったわけじゃないからな。例えですよ、TA・TO・E!!

「ん〜?どうしたの、また百面相して」

「ちょっと脳内で交信してました」

「……Aって、たまに意味わからないこと言うよね。宇宙人?王さまが喜ぶよ」

「やばいツッコミどころが多すぎてどこからツッコんでいいかわからない」

特に宇宙人とか宇宙人とか宇宙人とか。

「じゃあツッコむな」

「確かに」

アレッちょっと待って??私が宇宙人って実はあってるのでは?????

そもそもトリップした、という時点で人間が今まで積み上げてきた科学を一瞬でぶっ壊してるもんな。
それに乗っかり神の存在でぶっ壊した破片をさらに細かく潰してるもんな。ハンマーで。

「さっきはしかめっ面してたくせに、今度はなに?絶望しきった顔で。
Aの表情筋、大変だね〜」

「今になって私が本当に宇宙人じゃないのか不安になってきた……」

「はぁ?頭大丈夫?」

眉をひそめてそう凛月が言う。

「だだ、大丈夫じゃないかも……」

「精神科紹介しようか?」

「結構です」

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作者名:サリー | 作成日時:2023年2月4日 14時

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