【あんスタ】私の彼氏が浮気してるところをアイドル科が目撃したらしい。

目撃５ ページ6

プロデュースも無事に終わり、最終下校の時間も近づいてきた。

私もそろそろ見たいテレビが放送される時間なので早く帰ろうと思う。


そう。ここまでは早く帰る予定だったのだが…

月「Aだー！うっちゅー☆」

『あ、レオぴだー(棒)うっちゅー(白目)』

この無駄にテンションの高いレオぴならぬ王様と出くわしてしまった。

そして私はいつも通り顔面凶器並みのうっちゅーを繰り出す。
うん今の私、やばいわ。

月「相変わらず凄い顔だなっ、おかしすぎて面白いぞわははは…☆」

『うん気づいてないかもだけど君今すごい私のこと侮辱してるよ？』

君におかしいって言われるの最高の侮辱だと思うんだ私(失礼)

『レオぴはなにしてんの？』

月「俺は今、インスピレーションが湧き上がっている…！」

『うん。なんかもう知ってた。』

君のその、私からすればミミズの羅列(失礼)みたいなの見てれば大体察せますハイ。


月「そういえばセナから聞いたんだが…

A、浮気されたのか？」

『は』

…え、なんで泉この人に言っちゃったの？普通に言っちゃダメな人だと思うんだけど。

だが知られてしまえば仕方のないことなので私はしぶしぶ頷く。

『まあ、はい。されました。』

月「本当なのか！？セナの冗談だと思ってたぞ…☆」

安心しろ、そんな冗談言ったら例え泉でもふっとばすから。



月「でもわかんないなー！

Aみたいなこーんな可愛い彼女がいるのに、
違う人と浮気するなんてなー！」


「そいつ本当見る目がないよなー」と爆弾発言をするレオぴにどんどん頬に熱がたまっていくのがわかる。

どうすんだよこの野郎。この赤ピーマン色になっちゃった頬どうしてくれんだよレオぴ…！


月「んー？Aー。ほっぺが真っ赤だぞー！照れてるのかー？」


『……こ……な』


月「んー？すまんもう一回…」




『あんたこそっ！見る目ないからな！！？』



今日一番の叫び声をあげて私はレオぴの前から走りさる。

ごめんなさい、普通に照れただけなんです。可愛くない照れでごめんなさいね。


家まで走り抜けた私は、息を切らしながらすぐ様テレビをつけた。
時間は間に合っていた。

でも、その番組は放送されていない。


『嘘、でしょ………。』


私はここで気がついた。

今日のその番組はお休みだったことに……。

ーーー

泉「王様、こんなとこでなにしちゃってるわけぇ？」

レ「セナ！照れたAって可愛くないか！？」

泉「はあっ！？」

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