目撃１５ ページ20
和「好きじゃねえの？」
『…アッ、だ、ダイスキダイスキー。私、オランジーナ死ぬほどスキだったんだー！』
何故か彼氏に睨まれたため、声を上ずらせながらオランジーナをべた褒めする。
待ってこれ、私悪くない。
和「そっか！じゃあ帰ろ☆」
『ああ、うん……。帰ろっか。』
お前から出てくる全ての星を抹消したい。
そんな私への殺意にも気づかずそいつはただニコニコと気色の悪い笑顔を浮かべながら帰路を私と並んで歩いていく。
歩いてる中でも
和「Aはやっぱり可愛いね。」
和「お前の彼氏でいれて幸せ者だな〜！」
とわけもなく私をべた褒めしてくるのでなんだかだんだん血の気が引いてきてる気がする。
も う な ん か 怖 す ぎ て こ い つ の 顔 見 れ な い 。
『そ、そんなことないって！』
和「いや、謙遜しなくていいんだよ。っはは、照れたAも可愛いなぁ…☆」
やめて！そんなセリフを言って許されるのはもりちあ先輩くらいだから！
言っとくけどお前、さっきからすごい恥ずかしいよ！
あのゴキブリでも引くほど気持ち悪いよお前！！
と心を大にして言ってあげたいところだが、
和「ここ、Aの家だったよな。」
『うん、そうだね。』
どうやら私の家についていたようだ。
いやー長い道のりだったな…(遠い目)
『じゃあ、待たね…』
正直さっさと帰ってしまいたいため手短に別れを切り出した。
和「………」
なんの反応も示さない早峰くんに少し不思議に思いながらも
とりあえず、と手を振って私が家の門に入ろうと思った…
瞬間。
ぎゅっ
という音こそしなかったが、多分今の状況からしてこの効果音が一番正しいだろう。
そう、つまりは。
つまりは私は今、何故か彼氏に後ろから抱きしめられている状態なのだ。
微かにただよう彼の香り。特にいい匂いでもなかった。
微かに聞こえる彼の吐息。普通に牛乳くさかった。
微かに感じる彼の熱。本当に人間かってくらい暑かった。※彼は正常です
『…………えっと。』
私が戸惑いながら彼の名前を呼ぶもやっぱり相手は反応を示さない。
とりあえず放っておこう、と私も黙りこくる。
そして五分後、ついに彼は口を開いた。
和「………ごめん。」
彼から出てきたのは謝罪の言葉。
だがその謝罪は何に対しての謝罪なのか。それは私には定かではない。
それだけ言って、自分の家へ帰っていく早峰くんに一番動揺を隠せていなかったのは私だった。
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Akari(プロフ) - 鳥頭さん» いやぁわかりますよ？タラシ書こうとすると「ハァーイ落ち着いて」の鰹節しか、でてこないんですよね。,,そうです愛してます！よく言われるのですね（）さすがですな☆ (2017年11月5日 3時) (
レス) id: 46b128c5ad (このIDを非表示/違反報告)
鳥頭(プロフ) - 日向サクさん» 背景は作品作成のところから掻っ攫ってきました…。なのでこの字体だけCSSを借りさせていただいてます。ふい字、とうてば出てくると思います！説明へたくそですねごめんなさい！ (2017年11月4日 21時) (レス) id: 2c4f467acc (このIDを非表示/違反報告)
鳥頭(プロフ) - Akariさん» 愛してるだなんて照れます(だまれ)はいよく言われます。某鰹節主将ですよねと…いやあそんなつもりはないんですけどね？(白目) (2017年11月4日 21時) (レス) id: 2c4f467acc (このIDを非表示/違反報告)
鳥頭(プロフ) - 可愛い系男子LOVE!さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年11月4日 21時) (レス) id: 2c4f467acc (このIDを非表示/違反報告)
日向サク(プロフ) - すみません、CSSどこのです？良かったら教えてください(^^) (2017年11月4日 21時) (レス) id: 7c85688fc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鳥頭 | 作成日時：2017年8月26日 17時
