目撃10 ページ15
凛「兄者……それ以上Aに近ずいたら……。」
りっちゃんの可愛らしい声が聞こえる。
本当は姿もこの視界の中に収めたい所だが今は、じじいの腕で遮られている。
つまり、こいつマジで邪魔、ということが言いたいだけである。
零「わかっておるぞ凛月…♪
それで嬢ちゃん。この状況どういうことかわかるかえ…?」
『はい。くそじじいに壁ドンされています。』
零「くそ………。」
おっと、零選手!「くそじじい」という言葉に少しショックを受けているようです!
いいぞもっとやれ!
零「ま、まあ…それはおいといて。
嬢ちゃん、男に壁ドンされてなにか感じないかえ?」
『邪魔だどけ。』
零「話を聞いてくれんかのう…」
しくしくと泣き真似をする零に少しばかり腹がったったため
私の粛清ビンタをお見舞いしてやろうと思う。
皆の者、よく見ておくがよいぞ。
『ええい、さっさとどけい!』
ぱしいいいいんっ
零「痛ぁ!?酷いのう…酷いのう嬢ちゃん……。」
『邪魔だって言ってるでしょうが!耳まで遠くなってるんですか!?』
零「そんなわけないじゃろう…
ああ、なんて可愛げのない嬢ちゃんなんじゃ……」
『おい』
敬「はぁ…度し難い…。
つまり朔間さんの結論で言うと、Aは男、さらにアイドルの卵に壁ドンをされても
びくともしない。顔も赤くすることはないし、ましてやそいつの顔をビンタする。
そういうところが可愛げがないと言われてるんだ。わかったかA。」
な「つまり、創ちんみたいな可愛さがAにはないってことだぞ!」
創「に〜ちゃん…!?」
先生。しののんのような、天下の可愛さを秘めている人間はそうそういないと思います。
そして質問していいですか。
この場には私の味方は一人もいないということでよろしいのでしょうか?
結局始業のチャイムが鳴ったため、このまま会議はお開きになり、次の日にちもちゃっかり決められていた。くそ。
ーーー
おまけ〜Aのいないところでの出来事〜
凛「兄者、ちょっと。」
零「なんじゃ?凛月♪………ってぎゃああああああ!?やめてくれ凛月やあああ!」
……。
翠「まあ、当然すよね。」
忍「当然でござる!」
朱「当然の報いですね。」
桃「僕の下僕に壁ドンするなんて重罪なんだぞっ!」
敬「たとえ、朔間さんでも…な。」
陣「お前らもうちょっと素直になったらどうなんだ?」
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Akari(プロフ) - 鳥頭さん» いやぁわかりますよ?タラシ書こうとすると「ハァーイ落ち着いて」の鰹節しか、でてこないんですよね。,,そうです愛してます!よく言われるのですね()さすがですな☆ (2017年11月5日 3時) (レス) id: 46b128c5ad (このIDを非表示/違反報告)
鳥頭(プロフ) - 日向サクさん» 背景は作品作成のところから掻っ攫ってきました…。なのでこの字体だけCSSを借りさせていただいてます。ふい字、とうてば出てくると思います!説明へたくそですねごめんなさい! (2017年11月4日 21時) (レス) id: 2c4f467acc (このIDを非表示/違反報告)
鳥頭(プロフ) - Akariさん» 愛してるだなんて照れます(だまれ)はいよく言われます。某鰹節主将ですよねと…いやあそんなつもりはないんですけどね?(白目) (2017年11月4日 21時) (レス) id: 2c4f467acc (このIDを非表示/違反報告)
鳥頭(プロフ) - 可愛い系男子LOVE!さん» ありがとうございます!頑張ります!! (2017年11月4日 21時) (レス) id: 2c4f467acc (このIDを非表示/違反報告)
日向サク(プロフ) - すみません、CSSどこのです?良かったら教えてください(^^) (2017年11月4日 21時) (レス) id: 7c85688fc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鳥頭 | 作成日時:2017年8月26日 17時