サイドエフェクトは副作用抹消体質

１１話 ページ13

「ふくさようまっしょうたいしつ…？」


それが俺に告げられた、俺のサイドエフェクトの名前だった。


俺にサイドエフェクトがあるかどうかを調べてくれた里美さんが、こくりと頷いた。


「ランク的には…Bの特殊体質、になるのかな。それがあるね」


「はあ」


ランクと言われてもイマイチピンとこない。高いのか？低いのか？


「このサイドエフェクトはね…そこに居る迅くんが言った通り、サイドエフェクトを消しちゃうサイドエフェクトなんだよね」


「え……マジスか…！？」


「あっはは。そこまで青くならなくても良いよ。その力は一時的なものだから」


「よ、良かった…」


「たぶんそろそろ効力もなくなってくるはずなんじゃないかなー？」


「そうですか？」


くるっと振り返ると、


「おっ」


「いや…？」


「げ」


「あ、覚えてる」


「チッ」


「…斎、不思議な色してるね」


「…あ、はあ」


三者三様の反応だけど、どうやら戻ったらしい。ひとまず安心。てか不思議な色とは。


「で、あのこれどうしたら抑えられるんですかね？」


「うーん。たぶん使っていくうちに…切り替えられるようになると思うよ？」


「なるほど…」


「さーてこんなモンかな？何か聞きたいこととかあったりする？」


「いや特には」


「そっかーじゃあまあ聞きたいことが出来たらおいでー」


「ありがとうございました」

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会話文多いな。読み辛かったらすいません。

里美さんの口調がガチめに栞ちゃん。

栞ちゃん結構好きだったり。

まあでもたぶんもう出てこないかなー？

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