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隆弘side
季節は流れて春から夏へもぅすぐ付き合って1年が過ぎようとしてた。
穏やかに流れる日々の中で少しずつ将来の事とか進路何て言葉も出始めてる。
美優に隠してｵｰﾃﾞｨｼｮﾝに応募したり俺も夢に向けて努力はしてる
まぁそう簡単には行かないのが現実だけど…
美優は大学に行くか就職をするかで悩み中
俺は、大学には行かない。就職も。
この先の事考えると、今のままでは居られない
不安に押し潰されそうになるけど、諦める積りは無い。
ただ美優の事が心配…
大学へ行けば新たな出逢いもある。
就職したって同じ。
体の事も含めて無理しないで居られる環境に居て欲しい。
本音を言えば俺の傍に…。
でも、まだ何もしてあげられない。
自分の未来すら見えて無いのに美優まで捲き込む事は出来ない。
美優がどうするのか決めればいい。
俺は応援するだけ…。
夏休みに有るｵｰﾌﾟﾝｷｬﾝﾊﾟｽに結愛達と行くらしい
大学に行くにしても美優は地元。
もし俺が上京する事になった時、美優を１人にする事になる。
何としても一緒に居たい俺だけど…
まだ先の事、今ｸﾞﾀﾞｸﾞﾀﾞ考えたってしょうがない。
無い頭で考えても一緒に居られる方法なんて見つからない。
周りは、皆はどう考えて居るのかな…。
特に真司郎とはずっと同じ夢に向かって歩いて来た。
ｱｲﾂは先の事、何処まで考えてるんだろう？
最近の悩んでる美優を見てるとどうしても焦る。
何も出来ない自分に…
溜め込む美優に…
話すだけでも気持ちは楽になるって言っても…
相変わらず何も言わないし…。
ｳむﾀﾞｳﾀﾞ考えてたら鳴り出したtalk
ｸﾞﾙｰﾌﾟのﾒﾂｾｰｼﾞだった。
智から。花火大会に皆で行こうと誘われた。
真司郎、晃と美那、紗愛と結愛がokしていた。
今年は二人でって思ってた俺。
考えてたら、美優からのtalk。
美優は皆が居たから今の俺達があると思ってる。
どうする？って聞いて来たけどきっと一緒に行きたいだろうな…
たまには美優の意思に任せてみよう。
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作者名：ayu | 作成日時：2017年10月27日 7時
