１ ８ ０ °

これから ページ49

( Aside )







あれから あっという間に月日は流れ

桜咲く季節 。






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_ ｻﾞﾜｻﾞﾜ ｶﾞﾔｶﾞﾔ





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写真を撮る人 、

号泣してる人 、

飛びっきりの笑顔で笑う人 、




人それぞれ 。

沢山の想いがある



【 卒業式 】



もう 私達 。

２年生だった あの頃から

成長して 。




今日 卒業します ___






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「 Aー！写真撮るよー！」

『 ちーちゃん！ 』


ちーちゃんは
自分の家のケーキ屋さんを継ぐ為に
専門学校へと進学する 。





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「 蜂谷さん 、」

『 三村さん！ 』

三村明子さんとは
あれから あまり話す機会が少なくなったが
あったときには仲良くしてもらってる 。
三村さんは看護師の夢を追うらしい 、



.


「 Aちゃん、」

『 貴久！ 』


貴久とは 幼馴染み という揺るがない関係で
支えてもらった 。
貴久は 服が好きだから
ファッション関係への道を進むべく
専門学校へと進学する。



.



ほんと 皆と出会えてよかったし

ほんとの自分も出せたし

支えあえた 。



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卒業式終盤


帰っていく人が殆ど 。




そんな中

正門に響く 少し高めの声 。






.



「A」









『 手越くん、』



「 おまたせ 。」




そう言って差し出した









大量のバラの花束 。




『 っ 、なに ... もぅ ｯｯ 』

私は手越くんが差し出したバラの花束を
受け取り 抱きついた 。







「 あのな、このバラの花束 。



. 108本あるんだ 。」




『 ｯｯ え . ？ 』









「 俺と 結婚してください 。」



あなたから貰った沢山の幸せ。

いままで ありがとう 。








『 . ｯ よろしくお願いします 、！ 』






これからも よろしくお願いします 。




桜に見守られてる中

優しく触れたキスをした 。 ______









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end

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