１ ８ ０ °

好きと好きが ページ44

( A side )





柔らかく優しく触れた唇 。__





.




「 手越 、なに して . っ 」





目の前には ..









『 手越 、く ん ？ 』



「 ごめん。まっすーには渡したくない。 」

「 手越 、」




.




「 あー、もう明日言おうと思ってたのに 」



手越くんが頭を わしゃわしゃ しながら

目の前で いつもの笑顔で笑う 。




「 俺 、









. Aが好き 」






.





.






イマ 、ナンテ ？




『...っ え 、』

「 ... だから好き 。Aが好きです 」

「 手越 、」

「 祐也くん 。私 、祐也くんの事 . 好き」




『 え 、』

「 え、 」




私は 今状況が把握出来ない 。

手越くんに告白されて 、

三村明子さんが手越くんに告白して ..




「 どういう 、こと ？ 」


手越くんも ﾎﾟｶｰﾝ ってなってる 。





.









「 ごめんね、ずっと 。黙ってて 。。
. 手越くんが彼女作るの嫌で ....
. 告白しようとしていた女の子 達を
.... 諦めるよう 。。に 言ってきてた 」




... どういうこと 。？









「 は 、明子 __ 」

『 三村明子 、さん 、』

「 もう、嫌なの！！ 祐也くんが ..
. 彼女作るの ... 嫌なの 、」

「 お前 、やめろよ。そんなダサい事。」



口を開いた貴久 。

今までに見たことのない険しい顔で ..

とてつもなく怒っている様子 。




.




「 増田 、くん 分かってくれるでしょ . .」

「 俺も 、俺もさ 、告白して振られたよ。」

「 まっすー、告白し た の ？ ...っ 」



「 好きな人に好きな人が居ても好きだから 」









'' まだ 諦めてないつもり(笑) ''

そんな事を言える貴久 。大好き

ありがとう。






.




「 俺、三村と帰るから 」


貴久は 三村さんの手を引いて

教室から出ていった 。___

あさいち→←誰かが私に

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す