【鬼滅の刃】日本一慈しい鬼退治 肆

慈しい百陸拾伍 ページ15

『そうだ！伊之助と善逸、早速だが俺は行くとこがある』

「「はぁ！？」」

二人が一斉に叫んだ

善逸「やっと帰ってきたかと思えばどこ行くんだよ！？男か！？男なのか！？」

『えぇ！？違うよ！鱗滝さん、師範の元へ顔を見せようと、、、せっかく二日間の休暇を貰ったし』

伊之助「俺たちを優先しろよ！！」

『そういう訳には、、、』

久々に錆兎と真菰にも会いたいしな

善逸「やだやだやだぁぁぁぁあ！！」

伊之助「ぜってぇ行かせねぇ！！」

二人が任務に出る時と同様腰に抱きついた

その様子をみたアオイさんの顔が歪む

さっき注意したのにまた抱きついたからだろう

すみません、、、

心の中で謝った

『大丈夫。明日には戻るよ』

善逸「全っ然大丈夫じゃねぇよ！！」

『うーん、、、じゃあ二人がして欲しいことをするよ、、、それで我慢してくれ』

「「！！」」

二人がピタリと止まる

伊之助「、、、何でもか？」

『あぁ。俺に出来ることなら』

善逸「せせせせ接吻も！？」

『それは駄目だ』ﾊﾞｻﾘ

善逸「ですよね！！」

接吻は好きな人とするものだからな

『善逸。いい加減にしないと好いた人ができた時、呆れられるぞ』

善逸「(好きな人は君ですけど！！！)」

目一杯心の中で叫ぶ

だが、当たり前にAには聞こえないので、無視された

伊之助「、、、膝枕がいい」

「『！！』」

善逸「えぇ！？伊之助そんな言葉知ってたの！？意外なんだけど！！」

俺も驚く

伊之助「あぁ！？俺だってそんぐらい知ってるわ！！舐めるんじゃねえ！！、、、で、どうなんだよ。膝枕もなしか」

そっぽを向く伊之助

『それだったらいいぞ！』

善逸「マジですか！？じゃあ俺もそれがいいです！！お願いします！！あと、女の格好で！！」

『女の格好？別にいいが、、、本当に二人とも膝枕でいいのか？』

善逸「寧ろそれがいいです(俺の頭がAの膝に、、、)」

『鼻血を拭こうか善逸』









晒しと元結を外し、陽の当たる縁側で正座する

『どうぞ』

善逸「俺たち修業してたから汗だくだけど、大丈夫？」

『そんなの全然気にしない。頑張った証だろう』ﾆｺｯ

善逸「(もう天使通り越して女神)」←

伊之助が俺の膝に頭を乗っける

伊之助「一番乗り！！」

善逸「あっ！！てめぇこの猪頭！！」

『善逸もおいで』

もう片方の膝を叩く

善逸は恐る恐る膝に頭をつけた

善逸「やばい。俺今なら死んでもいい」(真顔)

大袈裟な、、、

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