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慈しい百卌肆 ページ44

「「お母さん!!」」

「清太!翔太!」

抱きしめ合う

「ありがとうございます!ありがとうございます、、、!!なんとお礼を言ったらいいか、、、」

『そんな、お気持ちだけで十分です』

清太「お兄ちゃんたちありがとう!あと、」

そういうと清太が伊黒さんの元へ向かい、何かを囁いた

伊黒さんの顔が赤くなる

清太「じゃあね!」

翔太「さようなら!」

「本当にありがとうございました!」

俺たちはその場を去った









伊黒side

『伊黒さん。清太に何て言われたんですか?』

伊黒「、、、」

゙あの、お兄ちゃん、本当はお姉ちゃんでしょ?頑張ってね!゙

『伊黒さん?』

伊黒「大したことではない。それより、もう一度言ってくれないか」

『?何をでしょうか?』

竈門が首を傾げる

俺から言わせるつもりか、、、

伊黒「目を、、、綺麗だと言ってくれただろう」

恥ずかしく、目を逸らしてしまう

『あぁ!!それですか!、、、伊黒さんの目はとっても綺麗ですよ』ニコッ

伊黒「、、、っ!名前、、、」

『え?』

伊黒「名前で呼んでいいと言ったんだ!」

『え、でも、、、伊黒さんって上下関係を大切にする人じゃ、、、』

伊黒「いいから呼べ」

『えっと、小芭内さん、、、』

少し躊躇した後、頬を染め、俺の名を呼んだ

小芭内「手を繋ぐのは大丈夫なのに名前は無理なのか」

『そ、それは義勇さんで慣れただけで、、、あ(余計なことを喋ってしまった!)』

小芭内「何故そこで冨岡が出てくる。手を繋いだのか?」

しかも名前呼び

思わず眉をひそめた

竈門は冨岡との任務を説明しだした

『ということで、別に深い意味じゃ、、、』

鈍い。あまりにも鈍すぎる

どう考えても冨岡が手を繋ぎたかっただけであろう

たが、ここで教えるほど俺は優しくない

竈門が冨岡を意識するようになるのは癪に障る

『あの、』

小芭内「何だ」

『小芭内さんは俺の事を名前で呼ばないんですか?』

、、、、、、

小芭内「それは呼べということか?」

『へ、、いやそうではなくて、兄弟を演じた時の名残がまだ残っていて、寂しいというかなんというか、、、』

顔をさらに赤くしたかと思えば、しまいには頷いて動かなくなった

小芭内「A」

『!!』

小芭内「帰るぞ」

『はい!!』

顔を赤くしたA見て可愛らしいと思った時点で俺の負けなのだろう









認めてやる。俺はお前が好きだ

慈しい百卌伍→←慈しい百卌参



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眠いちゃん - 色々と尊い (2023年1月4日 23時) (レス) @page36 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
桜彩 - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2020年5月7日 12時) (レス) id: 6f79f7da2a (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん - 全部読ませて頂きました!!無限列車編が楽しみです! (2020年5月6日 15時) (レス) id: 379dd4f6ed (このIDを非表示/違反報告)
紅羽瀬 - はじめまして!前々作から読ませて貰ってます!話めっちゃすきなので、更新頑張ってください! (2020年5月6日 15時) (レス) id: 670fb2d290 (このIDを非表示/違反報告)
RIKU - 全部見ました、面白かったです。更新頑張ってください! (2020年5月4日 19時) (レス) id: 203b0c7d28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モッチー | 作成日時:2020年5月3日 2時

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