慈しい百廿 ページ20
「よろし、、い?」
カナヲ「、、、」ニコニコ
しかし返事をしない
「よろしいですかね、、、?」
もう一度確認した時、、、
「どなたですか!!」
三人の肩が跳ねる
びっ、吃驚した、、、
「いえっあのっ」
「胡蝶様に、、、」
ワタワタと手を動かす
「゙隠゙の方ですか?怪我人ですね。こちらへどうぞ」
先にスタスタと言ってしまう
隠の人は慌てて追いかけた
俺は振り返る
カナヲか、、、不思議な子だな
善逸「五回!?五回飲むの?一日に!?三ヶ月間飲み続けるのこの薬!?これ飲んだら飯食えないよ!すげぇ苦いんだけど!つらいんだけど!ていうか薬飲むだけで俺の腕と足治るわけ!?ほんと!?もっと説明して誰か!一回でも飲み損ねたらどうなるの!?」
屋敷に入った瞬間あの懐かしい高音が聞こえた。
「静かにしてください〜!」
女の子が必死に注意している
「まだ騒いでるのあの人、、、」
『善逸、、、!!』
また会えて良かった!
「静かになさってください!!」
善逸「ヒィィヤァァ!!」
怒鳴られて善逸の体が震える
「説明は何度もしましたでしょう!いい加減にしないと縛りますからね!まったくもう、、、」
女の子が呆れてその場から退く
『善逸!!』
善逸「ギャーーッ!!」
『大丈夫か!?怪我したのか!?山に入ってきてくれたんだな、、、!!』
善逸「頭文字、A、、、」
そこでやっと善逸が俺の存在に気づいたようだ
善逸が抱きつく
というよりも、俺はまだ隠の方に背負われているので、善逸は隠に抱きついているのだが、、、
善逸「うわぁあ!A聞いてくれよーーっ!くさい蜘蛛に刺されるし、毒ですごい痛かったんだよーーっ!さっきからあの女の子にガミガミ怒られるし最悪だよーーっ!」
「ちょっと、離れろよ、、、俺関係ない」
切実に早く離れて欲しいと思っている隠
『ん?善逸、、、なんかちっちゃくないか?』
善逸が顔を上げる
隠の服についた善逸の鼻水が伸びた
隠の人が心底嫌そうに見る
善逸「蜘蛛になりかけたからさ、俺今すごい手足が短い、、の」
?
『どうしたんだ?善逸』
善逸「お、おおお前!!何顔に傷つくってんだよ!駄目だろ!いくら男装してるからって女の子だぞ!この頭はどうなってんだ!」
俺の頭をつつく
『す、すまない、、、そんなことより伊之助は?村田さんは見なかったか?』
善逸「そんなこと!?」
『あっいや、そんなことじゃないけど、、、とりあえず教えてくれ!』
183人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
眠いちゃん - 色々と尊い (2023年1月4日 23時) (レス) @page36 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
桜彩 - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2020年5月7日 12時) (レス) id: 6f79f7da2a (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん - 全部読ませて頂きました!!無限列車編が楽しみです! (2020年5月6日 15時) (レス) id: 379dd4f6ed (このIDを非表示/違反報告)
紅羽瀬 - はじめまして!前々作から読ませて貰ってます!話めっちゃすきなので、更新頑張ってください! (2020年5月6日 15時) (レス) id: 670fb2d290 (このIDを非表示/違反報告)
RIKU - 全部見ました、面白かったです。更新頑張ってください! (2020年5月4日 19時) (レス) id: 203b0c7d28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:モッチー | 作成日時:2020年5月3日 2時