私の王子様は、超ドSでした。[ 2 ]

（４９） ページ13

＊＿



――――――放課後。




高尾先輩とのデート(仮)が楽しみすぎて、

片づけをさっそうと終わらせ、教室を飛び出した私。



で・す・が・！


校門にはもう、高尾先輩がいらっしゃるじゃないですか。



待ち方まで、イケメンとか…。


さすがです、高尾様(笑)





A「高尾先輩！お待たせしました！！」



高尾「ううん、全然待ってないよ。行こっか。」





紳士の高尾先輩は「持つよ」って

私のスクバまで持ってくれちゃって…///




.




.




.




.




.



クレープ屋さんに着くと、こんな早い時間でも

結構長い列ができていてびっくり。


きっと美味しいんだろうなぁって期待(笑)





店員さんからメニューをもらって見ていると＿＿＿＿。




.




.




.




.



誰かの手が私の右肩をポンって。




その手の先には……。





高尾「僕にも、見せて？」





＿＿＿＿＿＿＿高尾先輩。



ん？え？


私の左側にいるはずの高尾の手は私の右肩を…。



こ、これって！高尾先輩に包まれてる感じ！？




私の顔のすぐ横に高尾先輩の顔があって…///



うわああああ///距離近すぎだって///



高尾先輩は、いつも通り落ち着いてるのに、

私だけこんな照れてるってなんか恥ずかしいし！//





.




.




.




.



なのに、なんでなんだろ。


今、すごく奴に会いたくて。



こういうことは、奴にされたい＿＿＿＿。


.

（５０）→←（４８）

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す