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濱くん ページ8
「Aちゃん〜…」
｢濱家さん、」
「はーい」
｢ あつい、です」
部屋についた瞬間私をベッドに座らせ
後ろからおっきい体で抱きしめてくれる。
｢濱家さんはさ、」
「嫌。それ」
｢え？」
「さん付け、なんか距離感じて嫌やわ｣
｢でもなんて呼べばいいですか？」
「濱くん、とかりゅうくんとか」
濱家さんは肩に顎を乗せ私の体を揺らしながら候補をあげる
｢濱くん、」
「うわっ今めっちゃ心臓ドキって鳴った、なんか興奮しまう濱くん呼びって(笑)」
「(笑)それでさ、浮気する人ってどう思いますか？」
｢そーやなぁ··最初は、浮気する人の気持ちなんか考えれんかったけど今はなんとも言われんかも(笑)｣
｢ですよね、やっぱり私たち｢でも俺は誰から何言われてもAちゃんと離れる気はないで。｣ ｣
｢ずっと待っとくから、別れるの｣
私も同じ考えだったよ
浮気する人の気持ちなんか考えれなかった
｢ねえ、」
｢かわえ」
｢まって、」
濱くん
わたし、こうちゃんと結婚するかもしれない
子供だって欲しくなるかもしれない
でも私はきっと
濱くんを嫌いになることも忘れることも出来ないと思う
｢わたし、ね」
「うん？」
｢いま、付き合ってる彼と結婚すると思う、｣
だから結婚したら濱くんのためにも、もう会うのやめ「そんなん嫌」
「Aちゃん、俺のために彼氏と別れてくれるんじゃないん？」
私の髪を撫でる手を止めて
「結婚なんかせんといて」
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作者名：(^^) | 作成日時：2023年2月11日 0時
