二人だけの (ページ22)

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わがままページ22

Hama side

初めて会った日

正直普通にお持ち帰りしてヤったらすぐ帰ろうと思ってた

やけどAちゃんはなんか違くて

すぐにこの子のこともっと知りたいってなってた

いつもならお金渡してすぐ帰んのにAちゃんとはまだ一緒に居りたいって気持ちになって

｢帰るとこないんやったら俺の家来たら｣

｢あっあります、帰るところ｣

｢自分の家？｣

｢…まぁ｣

｢遠いんちゃう｣

どんだけ帰したないねんって自分でツッコんだ恥ずいけど

｢えーどうだろう。遠いかな｣

｢じゃ送ったるよ、家どこ？住所教えて｣

｢あっそんな全然、大丈夫ですから｣

｢こんな暗い中女の子一人は危ないわ、遠慮せんで｣

｢有難いんですけど私彼氏いて｣

それを聞いた瞬間俺は胸がズキッと鳴った

Aちゃんには他の男がおるんやとわかった瞬間胸が苦しなって後ろから抱きしめていたAちゃんの体をさらに強く抱き締めた

「あ、そう。｣

｢…はい｣

｢…｣

でも俺

｢1個お願いがあんねんけど｣

｢なんですか？｣

｢また会ってくれる？｣

Aちゃんのことセフレなんかにしたくない