兄の配信中にやらかしました【すとぷり】

第11話 ページ12

『兄ちゃん？！お出迎えは？！寂しいよ！！？？』


リビングの扉を開けると


「ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！！」


と猿のような悲鳴が響く。




「え、ころんうるさ(笑)」


なーくんはそう笑いながら買ってきたものを冷蔵庫に入れてくれている。



「はぁ？！なんでだよ！なんで僕が負けるん！莉犬くんのほうが弱いでしよ！！」

「ああ？！ころんお前ぶっとばすぞ(笑)」

「もぉ〜ころちゃんちゃんとしてくださいよ〜」

「やっぱじぇりーぬなんよな！」



あら皆さんゲームを楽しんでるようで。
じぇりーぬ、るぅころチームで対戦をしていたようだ


さとみくんは強いから観戦かな？？


「あ、Aちゃん、なーくんおかえり」

『ただいまです。さとみさんは観戦ですか？』

「強すぎるからって仲間外れにされた」

「だってさとみくんめっちゃ強いじゃん」



え、ななもりさんめっちゃ真顔で言うじゃん。
さっきまで笑顔だったのに急にすんって( ˙-˙ )


『あ、じゃさとみさん第5人格しましょ！』

「え、俺もする！」

「俺スマホめっちゃ久しぶりなんだけど(笑)」



さとみくんがハンターで私となーくんがサバイバー。
2対1で勝負した。









が、さとみくん強すぎて瞬殺





『は？』

「え、」

『おめ、さとみ強すぎんだよぉぉぉ！！』

「Aちゃん落ち着いて(笑)」

『ななもりさんこれ落ち着いてられませんよ！なんなんですか！えぇ？！』



「ねぇA〜むりぃ〜」



そう言いながら私の背中に覆い被さるように兄ちゃんがもたれてくる。



『うるせっ！重いんだよころん！』

「冷たっ！どしたのお前、お兄ちゃんに向かってそんな言い方。あらやだ！」

「Aちゃんさとみくんにぼろ負けしたの」

「へっだっせ」

『あぁ？やんのかてめぇ！』

「ああ？やったんよ！」





なら全員でと、みんなで第5人格をすることになった。

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