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三十三話 ページ34
美咲のお母様のおかげであっという間に夏休み。
『プールだあああ！！！』
「テンション高いわね…」
『こっちは日光に抹殺される日々を送っていた故。』
「ご苦労様」
ところでキヨ君まだ来てないのだが。
「アンタ露出度高くない？」
『え？折角のプールだよ？水に触れる部位を少しでも多くしなくては！』
お、キヨ君達来た。
「………。」
『固まってるよ。どうしたの？』
「…お前露出度高っ」
『本日二度目だ』
「…お前恥じらいってもんねぇの？」
『……美咲。私にそんなものは＿』
「あったことないわ」
「おかしいだろ。…こっちの身にもなれ。」
「…キヨ、顔赤＿」
「うるせぇ」
『ねぇねぇ速く行こーよ！』
「…何でお前浮き輪持ってんの？」
『え？私泳げるなんて言った？』
「Aは金槌よ。」
「…よく自分からプールに誘ったな」
『水に触れたいだけだから』
「泳げなくても良いと…」
『そう言うことだね』
何か間違ったこと言った？
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作者名：璃音哀 | 作成日時：2017年3月21日 13時
