太陽の為に生きる《ワンピース×wrwrd!》 (ページ10)

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秘密秘密の友達ページ10

｢なぁA……んで聞きたい事何やけど｣ｸﾞｽｯﾝ
『あぁ何でも聞いて』

｢Aってもしかして【海賊王の娘】？｣
『……』
｢A？｣

やっぱりバレたか
まぁあの酒場に居て
酔っ払いならともかく
賢そうだしｼﾞﾐﾆ
あんな事聞いたら
【私は海賊王の娘です】
って言ってるようなもんだもんな～

『……』

どうするか
殺す？
いや殺すには他もったいないな

｢なぁA｣
『……！！どうした』
｢答えたくないならえぇで｣
｢まぁ俺も少し伏せて話したしあと殺気出てるで｣

あぁﾆﾔ
『いいよ話す』
面白い彼らなら

『私は海賊王の娘【ゴールドDA】』

大丈夫

『これで海軍に引渡したら君らは一躍英雄』

そんな気がした

『さぁどうする？』

｢｢……｣｣

｢引き渡さへんよ｣
｢そうそう俺ら海軍嫌いやし｣
『……そっか』

｢大切なのは中身やし｣
｢Aいい奴そうやしな｣
『ｸｯｸｸ人殺しがか？』

｢あぁ俺らも同じやし｣
｢なぁA友達にならへん｣
『！！』
｢嫌ならえぇでただ俺らがなりたいけん｣

友達？海賊王の娘だからか？

｢海賊王の娘とか関係無しにAやけんなりたいんや｣

！！

『ﾌｯ変な奴らいいよじゃあ友達…な』

｢｢あぁ！！よろしゅう｣｣

初めての友達

なんだかむず痒かった

けど

いやじゃなかった

二人は自分が拠点にしてた所に住む
ダダンの場所も聞いてみたが

私以外の人が居る所は嫌なのと
申し訳ないかららしい

まぁ元奴隷だったからな
仕方ない事でもある

その日の帰り道は
いつもより足取りが軽い

そんな気がした

～余談～

｢お頭～Aの奴今日は妙に機嫌がいい二ー｣
｢フン知ったこっちゃないね！｣

｢そんなこと言ってお頭が一番気になってるな｣ﾋｿﾋｿ
｢ほんとほんとw｣ﾋｿﾋｿ

｢う、うるせぇー！！｣

『ダダン！！うるさい！！エースが起きる！』

なんだか言ってAの事を気にしてる
ダダンであった

あれ日記かな汗