絶望心と安心感 ページ5
｢ゴールドDロジャー？ゴールドロジャーの事か？｣
｢海賊王にガキがいたらぁ〜？｣
「それは困るなぁ」
｢そいつは産まれることも死ぬことも許されない｣
―鬼だ―
何となく分かってた
｢最後の言葉は何がいいか！！｣
父さんの評価は最悪だって
｢産まれてきてごめんなさい〜ゴミなのに〜とかか｣
｢｢アハハハハハー｣」｣
でもまるでエースも批判されてるようで
何も知らない奴らが
父さんやエース
｢海賊王の子を産む女も女だぜ｣
｢もしいたらみんなで遊んでやろうぜ｣
｢鬼の子を産むような女だろくな奴じゃないぜ｣
｢それもそうだな｣
｢｢｢｢アハハハガハハ｣｣｣｣
母さんまで馬鹿にされ
批判された
酔っ払いの戯言……
でも
母さん今刀を抜いても
いいかな
いいよね
エースを守るためだ
有害物質を排除しても
そんなことを思いつつ
ただただ
赤くしたい
この場を紅くしたい
と思っている自分がいる
刀を抜こうとした時
？｢情けないな｣
？｢ほんま恥ずかしくないんか｣
誰かの声
声の方を見ると
小さいピンクの目
ギザギザした歯の黄緑の目
二人の男の子がいた
目の色は二人とも
私とは違う
違うのに
何故か
同じ目をしている
そんなふうに見えた
：
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すずねこ - 面白かったです (2022年6月5日 16時) (
レス) @page42 id: 7959e43801 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モチ作 | 作者ホームページ：http://AA96
作成日時：2021年2月7日 18時
