太陽の為に生きる《ワンピース×wrwrd!》 (ページ13)

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事情と虚言？ページ13

エース視点

｢……｣

流れていた涙を拭い
寝ている姉貴を見つめる……

真っ白な肌に赤い傷が沢山ついている
虎につけられた傷の部分に着いたがんたん

皮膚についた傷はしばらくしたら薄れるらしいが
目はもう……

俺は……

｢……ふろに行くか…｣

こんな顔していたら姉貴も心配するだろうし

風呂から出るとダダンは酒を飲んだらしく
大声で何かを話してた

｢ﾋｯｸ何で私があんなガキの手当を…薬だってタダじゃないって言うのによﾋｯｸﾋｯｸ｣

｢お頭飲みすぎだ二ーAが起きる二ー｣

ダダンのやつ！！

｢だいたいﾋｯｸ何で私らが“鬼の子”の世話をﾋｯｸﾋｯｸ｣
｢お頭！！エースに聞かれたらどうする二ー！Aに叱られる二ー｣

｢ﾋｯｸﾋｯｸいいんだよだいたいこっちはもしも世界政府に見つかったら捕まるかもしれないリスクをしょてんだよﾋｯｸ｣

鬼の子？

｢Aの怪我だってエースを庇ったんだろ～たく働く奴が減って疫病神もいいとこだよ｣

｢ダダン｣

｢！！エース聞いてた二ー！｣

｢いいから話せよ！鬼の子って何だよ！！｣

｢……でもAに口止めされている二ー｣

｢いいだよﾋｯｸいつか知るんだからﾋｯｸお前達の親は
【海賊王:ゴールドDロジャー】この時代を作った男だ！ﾋｯｸﾋｯｸまぁ詳しくは知らねぇがなﾋｯｸ｣

｢お頭！！｣

｢ﾋｯｸいいだよこんぐらいだいたいAも神経質になって隠さなくても良いんだよ！ﾋｯｸガキはさっさと寝ちまいな｣

｢……｣

初めて聞いた親の事

俺が産まれてすぐに病気で死んだんじゃ無いのかよ！

何で姉貴が隠してたのか

海賊王……親父はどんなやつだったんだ

何処へ行けば……

……

もしかしたら

あそこなら……

エース視点終