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だからもしね、藤ヶ谷くんに告白されたら、わたしは受けちゃうと思うんだ。
なーんて、自惚れすぎかな。
わたしから付き合ってとは絶対言わないよ。
藤「2人でえちえちな撮影できたらいいね」
「なんですかそれ(笑)ananとか?」
藤「そう。S E X特集とかね」
「すごいやりたい」
藤「今俺たちがしてること、撮られちゃうよ」
裸になって体を触られて。
雌の表情で感じてるとこ、みんなに見られちゃう。
「…たくさん、見せつけちゃいましょう」
グラビアよりもすごいことに興奮してる。
いつか叶ったらいいな。
藤「今から見られてるって思いながらやろうか」
「そんなの恥ずかしい…」
藤「その顔説得力ないよ」
胸の丸みを愛でられながらキスされる。
こんなにとろけてるとこ誌面に載っちゃったら…。
藤「Aはほんと、えっちな子だね」
いい声で囁かないで。
もっともっとえっちな気分になっちゃう。
くすっと笑う藤ヶ谷くんのいいように操られちゃう。
好きにされたい。きもちよくなりたい。
「えっちでいいから、きもちよくして」
こんなにもハマってるのにもどかしい。
藤ヶ谷くんのものになれたらいいのに。
藤ヶ谷くんのものにしてくれたらいいのに。
焦らされてるようで苦しい。
これが作戦だとしたら、もうかかってるから。
「あっ…」
熱いものに占領されて。
どんどん落ちながら譫言で言ってしまいそうになる。
夢の終わりが怖いからぐっと耐える。
いっそ避妊を忘れたふりして、既成事実を作ってよ。
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作者名:わたあめなのは | 作成日時:2022年8月23日 15時